マップス: 新・世界図絵 (児童書)

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198637859

作品紹介・あらすじ

ポーランドで人気の絵本作家夫妻が、世界の国々をすみからすみまで調べあげ、まる3年かけて、地図とイラストをかきました。食べ物、歴史的な建物、偉大な人物、動物、植物…すべてのページに、数えきれないほどのイラストが、ぎっしりつまっています。地理、人類学、植物学、動物学、歴史、民俗学――あらゆる分野を網羅した、現代版「世界図絵」。世界42か国のすべてが、ひと目でわかります。世界198か国の国旗と正式名称を巻末に収録。

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃、どうして私の家にはこの本がなかったのだろう。
    あればどれほど楽しかったことか。
    ひとりでいつまででも読めるし、大勢でも読めるし、友だちが来た時の話題にもことかかないし、何より資料として大変な優れものだ。
    調べ学習の土台にして宿題もはかどった・・・かもしれない。

    大型地図絵本には、4000以上のイラスト入り。
    どの絵もほのぼのとした愛嬌があって可愛らしい。
    42か国の基本データと地理や動植物、歴史などの情報がたっぷり載っている。
    旧ソビエト連邦から独立した国々やバルカン半島の国々、アフリカ大陸の国々などは掲載しきれていない。
    2019年版には新たなデータが増えていることと思う。
    もし買われるならそちらをお勧め。プレゼントにする場合もね。
    どなたか私に贈ってくださるのも大歓迎。

    世界中のどの国でも聞けばすぐ地図上で指さすことが出来て、首都名と言語、宗教、主要産業、独立年くらいはスラスラと言えるようになりたい。
    そう思ったのがもう10数年前のこと。
    小学生レヴェルのことでさえ、未だに出来ていない。
    努力を放棄していたことをありありと思い出した。
    この本で出直しだわ。

    巻末から見返しに付いた198か国の国旗が壮観だ。
    ボリュームがかなりあるためお家で読むのみだが、大人も子どもも開けばたちまち夢中になる楽しさだ。ああ、このMAPを作成する側にいたかった。。
    お勧めしてくださったブク友さん、ありがとう。
    徳間書店さん、ありがとう。

    • nejidonさん
      夜型さん。
      Dainさんの紹介は読みごたえがありますねぇ!
      ワニのつかまえ方がちゃんと載っているのが嬉しいです。
      フォロワーさんも同じ...
      夜型さん。
      Dainさんの紹介は読みごたえがありますねぇ!
      ワニのつかまえ方がちゃんと載っているのが嬉しいです。
      フォロワーさんも同じ本を読んで下さったのですが、フォントのことにひと言も触れてなくて寂しかったのですよ。
      自分の本のリストを作るって、楽しそう♪
      兄たちはみんなやっているんですが、私だけまだ。ぼちぼち手掛けてみようかな。
      2020/10/05
    • 夜型さん
      MAPを作るならリストと共に、樹形図を作りますか?
      独自に研究した系譜やルーツを樹形図にまとめるのです。ダ・ヴィンチがやってました。

      ...
      MAPを作るならリストと共に、樹形図を作りますか?
      独自に研究した系譜やルーツを樹形図にまとめるのです。ダ・ヴィンチがやってました。

      おとなもこどももな絵本をもう一冊。
      『せいめいのれきし』です。改訂版が出てます。
      こちらも永遠に読み継がれ広く読まれて欲しい普遍性を持った稀有な一冊です。よろしければ!
      2020/11/08
    • nejidonさん
      夜型さん(^^♪
      樹形図って懐かしいですね♪
      確立の辺りからぐんと数学が楽しくなりますよね。
      具体的に考えてはいないのですが、作ってお...
      夜型さん(^^♪
      樹形図って懐かしいですね♪
      確立の辺りからぐんと数学が楽しくなりますよね。
      具体的に考えてはいないのですが、作っておけば便利かなという程度です。
      PCのメモ帳に分類して保存してはあります。
      暫時作り直しておりますよ。

      せいめいのれきし、ですね!
      改訂版のことは知りませんでした。
      今度見てみますね。ありがとうございます!
      2020/11/08
  • ブク友さんのオススメ本。
    教えて頂き、本当にありがとうございました。

    図書館で見た第一印象は、とにかくデカイ!
    そして絵本作家さんが描いた、とあって全てが可愛い。
    温かい手描きのイラスト満載の一冊は、まる3年かけて創ったというのがまたすごい。
    掲載されているデータも細かくて、確かに一つの国について描くだけでも大変そう。
    うちの中1の娘がこれを見て、教科書に載ってる世界地図は見る気になれないけど、これならじっくり見たくなるし内容も頭に入る、と言っていた。
    いやいや教科書の世界地図もしっかり読み込んでくださいよ!

    それにしても世界はこんなに大小様々な国があって、国と国とはしっかりと繋がっているのだ、としみじみ実感。
    この歳になって初めて知ることも沢山あるのよね。。

    ●陸続きで隣同士の国の繋がりが面白い。特色が似てる、というより自然と似てくるんだろう。
    ●日本は島国で隣の国は海を隔てていて、だから独自性が強いんだと実感。
    ●その国の代表的な男女の名前にも感心。これだけ比較してもお国柄が分かって面白い。
    ●その国の有名人も発見がたくさん。この人ここの国の人?驚いてばかり。
    ●一つの国の中で、先住民と共存している地域も結構あることにも驚いた。
    ●オランダの国土は海面より低い土地が多いという。地球温暖化の影響で国土が浸水しないといいけれど…。
    ●ロシアの中で、ヨーロッパとアジアの両方が共存していることにもびっくり。ロシアってヨーロッパっぽくもないしアジアっぽくもない、と思っていたけれど、両者をうまい具合に共存させて独自の国家を造っているんだろうな。
    ●タイの代表的な食べ物「虫のスナック」とは…イラストからして、やはりそのままの意味なんだろうな…。
    ●そして我が日本。代表的な名前にもびっくり。太郎と花子はもう古い?代表的な文化で"マンガ"や"カラオケ"は分かるけれど、"女子高生"も"舞妓"や"歌舞伎"と同列に並ぶ特色だということに驚いた。
    ●最後に北極と南極が出てくる。北極点は北極海(ほぼ一年中凍結している海)の中にあり、南極大陸は雪と氷におおわれ、一年中氷点下。そこに棲息してる動物も結構いて、彼らなりの生活がそこにあることが感慨深い。そしてやはり心配なのは地球温暖化の影響。彼らの日常がこの先も守られるといいのだけれど…。
    ●最終頁の世界の国旗は圧巻。似ている国旗はもちろんあるけれど、こんなにあるのに同じ国旗は二つとない。当然と言えば当然だけれど。ダブらないように各国が工夫していることが分かった。

    今回の世界図絵は2014年版。
    2019年版はどんなに変わっているのかとても気になる。

    • nejidonさん
      mofuさん!
      うわぁ、とても丁寧なレビューですね!素晴らしいです!
      この歳になって・・とありますが、まさにその通り。
      なんでこんなに...
      mofuさん!
      うわぁ、とても丁寧なレビューですね!素晴らしいです!
      この歳になって・・とありますが、まさにその通り。
      なんでこんなに世界のことを知らないんだろうって、思いました。
      一家に一冊置きたい、良い本だと思います。
      素敵なレビュー、ありがとうございます!
      2020/10/10
    • mofuさん
      nejidonさん、こんにちは。
      ご紹介頂き、ありがとうございました(^^)
      図書館で借りてから、毎日少しづつ見て楽しみました。
      ほんと世界...
      nejidonさん、こんにちは。
      ご紹介頂き、ありがとうございました(^^)
      図書館で借りてから、毎日少しづつ見て楽しみました。
      ほんと世界は広くて奥深い。
      多分まだまだ知らないことが数多く残っているんでしょうね。こんなものではないはず(^o^;)
      2019年版もいつか見てみたいです。
      温かいコメントをありがとうございました(*^^*)
      2020/10/10
  • 眠れない夜にパラパラと。子どもに読んでいるつもりで、自分が夢中になってしまったなぁ。どの国も魅力的に描かれており、コロナ禍の今、余計に感慨深い。子どもと手を繋ぎながら、空の高いところを小さく飛んでいく飛行機が見えて、「あの飛行機どこ行くんだろうね〜」と話していた頃がとても懐かしい。

  • この本があるからスコットランドの独立はちょっと心配だったのです。
    独立したら使えなくなっちゃう(^^;;;

    ほんとに素敵な世界地図です。
    おしゃれでありつつ、各国の興味をひかれる情報が満載です。
    異国文化の調べ学習導入に最適。
    これを見て気になる事柄を調べていくと楽しい調べ学習になりそう。

    児童書ですが、大人も欲しくなる地図帳。
    オススメ!

  • 眺めているだけで心が落ち着く。各国の文化や人々の表情が浮かんでくる。戦争と平和についても考える。

    子供に見せているはずが、自分が見ている。

  • 大きさ注意、A4ノート2冊分の大きさです。
    挿絵がなんとも言えずユニークでそれぞれの国の個性をよく捉えているので、時間を忘れて見入ってしまいます。大人も楽しく学べます。

  • 子供にも大人にもお薦め

  • ランプライトブックスホテルにて、部屋に置いてあった一冊。
    各国の特徴がイラストで分かりやすく解説されていて、眺めているだけでも楽しい。
    将来、子ども部屋に置きたいな〜。

  • ようやく!ようやく届きました!
    デカイ!厚い!
    想像よりも大きく厚い本で迫力満点。
    絵が可愛くて一頁見るのに時間をかけてしまう。

    シャーロック・ホームズってイギリスなの?ベーカー寮221Bもここにある?
    あー!行ってみたい!
    ホームズに会いたい。
    エジプトマングースはインドからアフリカに生息してるんだよ。
    いた!エジプトマングース!

    人形劇のホームズに入れ込んでいるMはひたすらホームズネタでみている。
    こんな角度からMAPをみることもあるんだな。

    あ!ジャガイモとザワークラウト!
    ホッツェンプロッツってドイツだよね!M10

  • 見開き1ページに大陸毎の大きな地図を載せ、ひと目でその土地の名産や文化、風土などが紹介された大型絵本。
    素朴なカラー使いとイラストで子供も大人も世界の国々を楽しく学べる。

  • 世界の国々の地理と歴史を凝縮した絵本。各ページの日本語の各国名を作者自ら描いたそうで、デザインの統一感を損なわないための工夫だと思う。
    全国津々浦々の学級文庫に一冊、小中学校の図書室に一冊、公共図書館の児童図書館に一冊置くべし。
    親戚の子供へのプレゼント迷ったら、これ。
    子供だけじゃなくて、大人も楽しめる。
    最近は国境や国名がコロコロ変わるのが一時期より減ったけど、何年かしたら改訂版か必要になるような事態があるんだろうか。

  • お宝本が増えました!
    世界の国々の紹介、動物やカルチャーなど
    その国独自の色々なものが載っています。
    眺めるだけでも楽しい上に、知識も見につく。
    これは驚くべき「宝物確定本」です。
    プレゼントにもお勧めです。
    但し、結構重いし大きいので、
    びっくりされちゃうかも!?

    今なら購入特典として、トートバッグがついています。
    もちろん、トートバッグにはMAPSがちょうど入る
    仕組みです。が、ちょっとだけ本が見えるかなーという
    くらい上がはみ出ます。
    このトートバッグも可愛い。

  • 知り合いからおススメされたので読んでみました。

    絵がかわいらしいのでもちろん子供が眺めても楽しいけれど、大人もガイドブック気分で眺めたり、自然や文化や動物なんかにも興味が湧いてくるからスマホで検索してばかりで先に進めない(笑)
    バオバブってマダガスカルだけじゃなくてオーストラリアにも生息してるの?!とか、ピノキオってイタリアだっけー、とかね。

    日本の頁に紫式部が載っていたのは嬉しかったけど、女子高生っていうのもあって笑えた!

  • 面白い❗

  • 絵本

  • とても大きい!地図絵本です。
    各国の地図に食べ物、偉人、動物などその国の特徴を表したイラストがぎっしり描かれています。隅から隅まで見るのが(うれしい意味で)もう大変!!
    小学生くらいのころ、国旗に興味を持ったことはありませんか? そんな方にオススメです。

  • ポーランド旅行帰りのお友だちから教えてもらった、ポーランド人の描いた世界地図本。我が区の図書館では貸し出し禁止扱いだったので、所蔵館に足を運んで見に行ってきました。○黒区立図書館では貸し出ししているようです。予約30件越えの人気本?内容は、アジアはやや薄い感(日本もある!)もありましたが、とりあげるポイントがおもしろく、手元にあったらいつでも楽しめそうです。もちろん全部の国というわけではないので、まだあまりよく知らない、興味のある国が多く載っていると楽しく読めるかも。

  • 各国の動物や文化、観光地などたくさんのことが楽しく紹介されています。可愛い絵柄もあって子どもに戻ったような気持ちでページをめくりました。

  • 発売時から気になってた「MAPS」。
     一度書店で見てから購入するか決めようと思ってましたが、どこにも在庫なし・・・。

    楽天booksでも、「在庫はメーカー確認」になったままでした。現物見ないで、思い切って購入しました。

    基本的に、絵本です。手書きで描かれた大型地図絵本。

    大人が見ても面白かった。
    小学校の3~4年生以下向けかな? こう言う、ちょっとしたキッカケで、世界の事が気になるようになって欲しいです。

  • 新聞の紹介記事を読んで、すぐにネットで買った。
    ページをめくるたび、ワクワクする。
    これからしばらく楽しめそうだ。

    ポーランドの絵本作家っていうのも個人的にうれしい。
    ご夫婦とも日本語を勉強したことがあって、国名のカタカナも、ご本人たちの手書きらしい。

    本の匂いも大好き。うっとりする。
    紙質もぴったり合ってる。紙の汚れみたいなのもあって(多分汚れだと思うんだけど)、日本製ではないような気がしたら、”Printed in Porland”だった。製本もかな?

    行ったことのある国は特に懐かしがって見たが、その国のほんの一部にしか行ってないことがよくわかった。
    地図の角度(視点?切り取り方?)も普段なじんでいる普通の日本の地図とは違ったりして、ホーーーッと目が開かされた。

    夜になって、たまたま、直前に英語版のこの本を立ち読みした家人が帰ってきて、家にあることに驚いていた。一緒に頭を突き合わせて楽しんだ。
    こんなことはめったにない。
    いい時間が過ごせた。

  • 資料ではない、見て楽しい地図。やれ首都だ国旗だと子供の頭に暗記で詰め込むよりも、この本を与える方が世界に興味を持つ可能性が高いし、親子ともに会話も楽しめるだろう。愛溢れる良書。

  • 世界各地42国の絵地図。旅先でその国や街の絵地図があればつい買ってしまう私にとっては、世界各地の絵地図が一冊になっているというだけでわくわく。人物、名所、名物がこまごまとかきこまれていて見応えがあってたのしい。老いも若きも自分の関心事を中心に何度でもながめて楽しめる内容。著者(ポーランド人)から見た外国としての「日本」の印象も、なるほどなあと興味深い。
    ただ、すべての国というのは無理にしても、ヨーロッパ中心でその他の地域はほんとうに目立つ国だけしか登場しないのが惜しい(わがやでまず調べたいスロヴェニアはなかったし、ハンガリーやトルコ、アルゼンチン、おとなりの韓国もなし。北極・南極があるのはすてきだけど)。42カ国というのはちょっと旅行好きの人にはややものたりないかも。インデクスのページで絵地図のある国とない国の区別がしてあると、紹介されていない国がどれだけあるかもっとわかりやすくなると思う。
    あと、漫然と気の向くままに眺めているだけでもじゅうぶん楽しいのだけれど、地名、人名、事物の名前などから国を調べられる索引があると便利な気がする。
    ミジェリンスカ&ミジェリンスキ夫妻にはさらに絵地図を描き足していただき、編集部で索引も整備して、いつか増補改訂版がでるといいなぁ。

  • ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南アメリカ、北アメリカ、オセアニア。
    世界を6つの州に分けて、更にその中の42の国を詳しく見ていくようになっている。

    その国の、文字、言葉、食べ物、歴史、建物、自然…。
    手書きイラストが所狭しと描かれていて見応えがある。

    本の大きさも幼稚園や児童館にあるとみんなが群がって来そうな大判サイズ。

    眺めるだけで世界の国に詳しくなれそう。

  • 「本の雑誌」で椎名さんが紹介していたのを読んで、面白そうだなあと思った次の日、出かけた図書館の新着棚で発見。かなり大きいのでその場でめくってみたら、期待に違わず面白い! 帰ってさっそく注文しようとしたら、品切れで重版は12月だそうだ。一通り眺めたけれど、これは手元に置いてゆっくり楽しむたぐいの本だよね。しっかりした本で、値段も良心的だと思う。

  • 丁寧に書かれている楽しいイラストがほっこり。個人的には南極が好きでした!ただし、とっても大きいので図書館から持って帰る時は要注意(笑)

  • 見ていて楽しい。絵も可愛くて色んな国に行ってみたくなる

  • 絵で視覚的に世界が学べる。子どもが小学生くらいになったら、また見ながら色々話したい

  • 図書館本。2023読売こども新聞イチオシ100冊から。以前に書店で平積みされていて、気になっていた本。世界の主要国がイラスト付きで解説。食べ物、観光名所、自然など。

  • 図書館で借りたけど家庭用にあると嬉しい本。
    全ページの書き込みが凄いなぁと感激する。

  • 眺めているだけで楽しい。
    色々な国の色々な名物たち。

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