教えてくれたのは、植物でした: 人生を花やかにするヒント

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 125
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198639099

作品紹介・あらすじ

世界30カ国以上で植物と向き合ってきた、大注目のプラントハンター、西畠清順氏。世界中のメディアが注目する西畠氏が、いまいちばん伝えたいことを凝縮したフォトエッセイ! 植物と会話する方法とは? 世の中に「雑草」という草は存在しない? すべては、木のように成り立っている? 木を切ることは、かわいそうではない? 植物は決して自分だけが得しようとはしない? 人生を「花やか」にするための、驚きと発見と学びに充ちた一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 子どもたちにお化けケイトウをなにも教えず移植させ、枯れかけさせた体験授業が面白かった。
    失敗してから学ぶ重症性を感じた。
    植物に対して真摯に向き合う姿が印象に残った。
    後半にて、「花を愛(め)でることができるということは、心が豊かで健全であるという、何よりの証明です」とあった。この意見確かにそうだなと思うが、・・・。
    そんなことを言ってる人は仕事にもまれ傷ついている人にとっては、ばからしいとなるだろう。羨ましいとも。
    そんな人は早くこちら側に来てほしいと感じた。

  • すてき。おもしろかった。実体験に基づいているから、本当のことが書いてあるなって、すぐわかる。その足で世界を見て実感したことを、1400円でシェアしてもらえてありがたい。

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  • 彼が植物に向かい合う姿勢をいろいろな角度から解説する内容

  • 「念ずれば花開く」はいつか夢が叶うという意味ではなく、夢を叶えるためのスタートラインに立てるということ。「雑草」と言うな。どんな植物でもみな名前がある。「花を美しいと思えるかどうかは、見る人の心次第。美しいものをちゃんと美しいと思えることは、自分の心が豊かで幸せな証拠」

  • 書き留めておきたい文章がいくつもあった。
    植物の存在や営みが新しい視点や気づきを与えてくれる。
    自分が植物を見る目も変わりそう。

  • 2.7

  • プラントハンター西畠清順の人生を花やかにするエッセイ

  •  西畠清順氏(1980年生まれ、花と植木の卸問屋の5代目)の「教えてくれたのは、植物でした」、2015.4発行です。タイトルに惹かれましたが、読んでみるとやたら理屈っぽいといいますか哲学的で、私には合わない作品でした。私がひねくれてるのかもしれませんがw。
     生を受け、両親、兄弟に教えられ、恩師に教えられ、社会では上司・同僚・部下に教えられ、退職してからは近所の方々、コミュニティの方々に教えられ、お陰様で明るく元気に暮らしています。そして、動物に、植物に、宇宙・自然に教えられ癒やされています。

  • 「自然や環境のことを思いやりましょう」という類の話はいわないでおこうと誓っている筆者。
    人類の歴史は自然を破壊しつづけてきた歴史そのものであり、自分の生活のすべてが、今までの人類の歩みの上に成り立っている。人類が今まで行った環境破壊に対して、自分は無関係であるという資格は誰にもないと考えている。
    「自然や環境を守りましょう」というなんともいいがたい正義感が、時に人々を勘違いさせてしまうのではないか。
    正義感で見ず知らずの人を助けるのと、家族や恋人を助けるのでは、後者の方により大きな力が動くはず。愛の力は正義感を超える。
    環境や自然のことを守りたいのであれば、その必要性を述べることよりも、まずは好きになってもらうことがいちばん大切なのではないか、と筆者は考える。
    植物が好きなことが大切なことで、正義感や危機感を煽ることではなく、植物を愛し、緑に囲まれた生活を心地よく思う心が大事なんだ、と思いました。

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著者プロフィール

1980年生まれ。明治元年より150年続く、花と植木の卸問屋「株式会社花宇」の5代目。日本全国・世界数十カ国を旅し、収集・生産している植物は数千種類。日々集める植物素材で、いけばな・フラワーデザイン・室内緑化・ランドスケープなど国内はもとより海外からのプロジェクトも含め年間2000件を超える案件に応えている。2012年1月ひとの心に植物を植える活動である、“そら植物園”をスタート。様々な個人・企業・団体と植物を使ったプロジェクトを多数進行中。著書に『プラントハンター』(小社)、『そらみみ植物園』(東京書籍)

「2015年 『教えてくれたのは、植物でした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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