岩窟姫 (文芸書)

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著者 : 近藤史恵
  • 徳間書店 (2015年4月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198639334

岩窟姫 (文芸書)の感想・レビュー・書評

  • アイドル女性たちの反乱。

  • 人気アイドルの沙霧が突然自殺した。遺書には同じ事務所で親友の蓮美のいじめが原因で死ぬとかかれていたのだ。身に覚えのない蓮美は、己の無実を証明するために沙霧の死の真相を追うという物語。小説のはじまり方は、文章にセンスを感じましたが、はじまり方だけで、それ以外はこれといって大した内容ではなかったように思います。

  • 仲が良かったグラビアアイドル仲間の沙霧が、投身自殺。そのニュースにショックを受けた蓮美に、『沙霧の自殺は蓮美のイジメが原因』という報道が追い打ちをかける。
    仕事を干され、疑心暗鬼に苦しむ蓮美は、かけられた疑いを晴らし、沙霧の自殺の原因を突き止めようとする。

    この作家さんが好きだという人の話を聞いたあと、たまたま図書館で見かけての初読。
    ミステリ仕立だけれど、主に蓮美の葛藤、芸能界で綺麗な女の子でいること、何も見ずに刹那的に生きてきたこと…などの心情が描かれている。
    読みやすく、つまらなくはないけど、私には薄味な感じだった。

  • 岩窟王の「岩窟」 か、と知った時、ゾクゾクした。どれ程の復讐劇が始まるのかと。
    でもそんなでもなかったな

  • 先が気になりするする読めた。
    真の強い主人公がかっこいい。

  • 芸能界で活躍する若い女性が、同じ事務所で仲のよかったアイドルの自殺によって、身に覚えのない嫌疑をかけられる。生活が一変した主人公は、自分の汚名返上のために自殺の真相を探っていく。

    一気に読んだが、核となる芸能界の裏側の事情というのも、今さら感が。最後にサプライズがあったものの、全体的には空き時間にさらりと読めるようなお手軽ミステリーといったところ。
    『サクリファイズ』シリーズは好きなんだけどね…。

  • たまたま読んだ「薔薇を拒む」が良かったので表紙が綺麗だったこちらを手に取ってみた。

    薔薇を拒むも含めての感想だけど、お話を読ませるだけではない。
    さらっと読める本筋の奥で煌めいているもの。
    世の中に出て生きていれば事あるごとに不条理さに突き当たる。どう見ても歪んでいるのに、本流として確立されてしまった醜いもの。もはやどうにもしようがないそれらのものを「何故こんなものが存在するの?」と差し出されているみたいではっとする。

    他の作品も気になる。

  • 売り出し中の人気アイドル・沙霧が自殺した。当初は遺書などは見つからなかったが、しばらく経ってからネット上に本人と目される日記が見つかる。そこには同事務所の蓮美にいじめぬかれてそれを苦に自殺するまでが赤裸々に書かれていた。しかし当の蓮美は全く心当たりがないままワイドショーに追いかけられる地獄の日々を送っていた。ある日蓮美はついに決心する。蓮美自身の名誉を回復するために行動を起こすことを。

    センセーショナルな話のわりに地に足がついている印象。芸能界の闇は深そうだけど彼女たちのこれからが明るいことを祈る。

  • 一気に読めるくらいの薄めの本。
    沙霧は自殺した理由が最初は??だったけど、良く考えればわかったハズ。
    ミレイにかかった疑惑の方がインパクト大で、気づかなかった。
    ミレイのために、ミレイの価値を暴落させたんだと思いたい。

    内容紹介
    アイドルが自殺した。あんなに可愛らしくて、みんなから愛されていたのに……。しかし、沙霧の死を悼む暇もなく、蓮美は激動の渦に巻き込まれる。沙霧のブログに、蓮美のいじめが原因で死ぬとかかれていたのだ。身に覚えのない蓮美は、己の無実を証明するために沙霧の死の真相を追う。「サクリファイス」シリーズの著者が、女たちの葛藤や嫉妬を鮮やかに描き出す!

  • ミステリとしても、少女の友情と嫉妬とそんな感情の綾がすばらしい一冊でした。おそろしくてこわくもあるけれど。

  • 大好きな近藤先生の作品。
    でも、大きな波はなく平坦で、途中退屈してしまった。

  • ミステリー…かなぁ?
    実は生きてるとか、実は兄弟とか、都合がよすぎる。
    売春がイヤならやめればよかったのに。
    続けるって事は覚悟の上でだって思われても仕方ないような気が。
    蓮美はとんだとばっちり。
    売春させない為とか郵便番号を気付かせる為だったのかもしれないけど、嫉妬からの所業も含まれてる気がするな。

  • 最後はややあっけなかったけど、おもしろくどんどん読めた。

  • やっぱり題名のつけ方うまい。気持ちの移り変わりに同調して読むと途中までとてもつらい、けど読み進めてしまう。「どうして?なぜ?」がきちんと回収されていてよい。

  • 2016.4.1読了
    せっかく面白かったのに、後半が雑にまとまっていて、読み終わってつまらない気持ちに。(図書館)

  • 途中まで中々面白いと思って読んでましたが、主人公の行動力がないので話の進み方がモタモタしているし、大した事も起こらないので物足りないし、退屈になってきました。
    結末も知り切れトンボみたいな感じで何か消化不良でした。

    アイドルの蓮美は同じ事務所で仲の良いアイドルの沙霧が自殺したと知らされる。
    彼女は自殺前に蓮美にいじめられていたという告白を残していた。
    それにより蓮美は世間のバッシングを受けることを恐れて引きこもるようになる。
    彼女いわく自分は無実の罪でとらわれた「岩窟王」ならぬ「岩窟姫」。
    やがて20kg太り蓮美だとは誰も分からないまでになった時点で彼女は外の世界に出る。
    そして、同じ事務所の元アイドルと共に紗霧が何故自殺したのかを探り始める。

    事の真相は途中から予想してた通りで特に驚きもありませんでした。
    十分衝撃的な出来事ではあるけど、それだけを真相にしてしまうのは何だか説得力ないし、主人公が引きこもるのもバッシングの描写が全くないだけにイマイチ同情できない所がありました。
    ただ、もったいないな・・・の一言。
    誰もが羨むような容姿だったのに自分で自分はダメだ・・・と思い太って、これから売れるというアイドルの立場も台無しにして・・・。
    だからこそ彼女がこれからどう生きていくのか、そっちの方に興味がありましたが、それもはっきりしないので中途半端なイメージを受けました。

  • 結構シリアス系の芸能界ミステリ。この人のはどちらかというと軽快な連作短編ミステリ系のほうが好み。

  • 人気アイドル逸見沙霧が飛び降り自殺した。
    その原因とされたのが同じ事務所に所属するアイドル蓮美。
    その日から蓮美の生活は一変する。
    身に覚えがないどころか、仲の良い友達と思っていた沙霧の死の原因とされてしまい…
    蓮美は自分の無実を証明しようと、沙霧の死の真相解明に乗り出すのだが…

    なかなか重いテーマなのに、近藤さんのミステリーはさらさらと読めてしまう。
    やっぱり近藤さんの本は好きだなぁ…

  • 10代でここまでしっかりしている主人公すごすぎるゼとなりつつもふつうにおもしろかった。これを言っちゃおしまいだけど告発方法友人が酷い目に逢いすぎて巻き込むにしても他に方法なかったんだろうかとは思うが。手酷い目に合わせてブラック芸能界から足を洗わせようとした気遣いなのだろうか。

  • 自殺した同僚アイドルにブログでいじめられていたと告発され、隠遁生活を送っていた主人公が一念発起して疑惑を晴らそうと奔走する。
    同僚はなぜそんな嘘を書いたのか?なぜ自殺したのか?
    事件を追うに従って自身にも危険が及びだす。

    結末だけみると、よくあるパターンだし、上手く事が運び過ぎな感じ。
    でも、なかなかページをめくる手が止まらなかったのは
    近藤さんが上手なんでしょうね。
    ちゃんと「姫」にも意味がありました。

  • 岡田有希子の飛び降り自殺を思い出した内容。人気絶頂の清純派アイドルがマンションから飛び降り自殺。そのアイドルの隠しSNSから同じ事務所のグラビアアイドルからイジメを受けていた日記などが貼られていて…アイドルを死に追い詰めたと思われた蓮美は芸能界から干されるが全くの濡れ衣で真相を確かめる為に独自に調査を開始するのだが、真相は?という話で二段落ちの結末。まあ芸能界裏話ではよく見る話だった。

  • なかなかに重たいテーマでしたが、駆け足でストーリーが進んだ展開。
    もう少し読み応えをもたせたらもっと面白かったと思います。

  • 人気アイドルの自殺の原因を引き起こしたのは、自分だと、汚名を着せられて、無実を証明しようと立ち向かう蓮美。
    芸能界の汚点部分をさらけ出し、皆 足を引っ張り合うアイドル。
    ストレスの過食から 太ってしまった蓮美が、どのようにして、解明していくか?と、どんどん読める。
    最後に、自殺したと思われる沙霧が、電動ベッドで横たわる姿で、登場するが、生きていてくれたと、安心する一方、何か、最後の展開が、簡単すぎるように、思われる。

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