なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか

  • 徳間書店
2.50
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198639600

作品紹介・あらすじ

「富の格差」の次にやってくる「情報格差」が民主主義を破壊する! インターネット社会の到来により、誰もがさまざまな情報にアクセス・発信が可能となることで、本当の民主主義が実現すると言われた。しかし一方で、没落した既存メディアが大資本に買い叩かれるようになり、情報の質の低下と権力による情報操作が行われ、逆に民主主義の危機が顕在化するようになった。この事態をどう転換させるか。トマ・ピケティ夫人でもある気鋭の経済学者が斬る!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新聞社の編集長は楽観的。
    新聞の売り上げも広告の売り上げも大減少。
    ジャーナリストとブロガーの違いhプレスカードの有無。
    情報を生み出すのはジャーナリスト。
    ジャーナリズムとは質の高い情報を探し出し、事実かどうかを検証し、コンテキストの中にその情報を位置付け、重要度の判断をし、まとめあげ、コメントをつけて発表すること。

  • メディアの経済的独立性が失われると、民主主義の土台が崩れてしまう。
    そのためにはどうしたらいいのか。クラウドファンディングが一つの方法として提案されている。
    この本ではフランスのメディアを扱っているが、
    日本でも同じような危機がいずれ訪れるだろう。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1984年2月生まれ。新進気鋭の経済学者。ハーバード大学大学院で博士号を修得、パリ政治学院経済学准教授。国家経済委員会メンバー。本書は刊行されるや大きな注目が集まり、フランスの多くのマスコミで取り上げられ、高い評価を受けた。夫は『21世紀の資本』の著者トマ・ピケティ氏。

「2015年 『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本知子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×