殺人鬼の献立表: Team・HK (文芸書)

  • 徳間書店
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198640279

作品紹介・あらすじ

幸せになりたかったら、窓を磨きなさい。ハウスキーピング会社で働き始めた引っ込み思案で平凡な主婦・美菜子が見つけたものとは…。著者と等身大の主婦・美菜子が主人公。仕事を通じて、とてつもない美男で変人のベストセラー作家・那須河闘一や、それぞれ事情を抱えた会社のメンバー、社長の日向たちの信頼を得て、生き生きと暮らしていた美菜子の日々に、殺人事件が起こる!?

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとまわりくどい感じが
    波に乗りきれないまま
    読み終えました
    ちょっと物足りないという気がします
    タイトルからミステリっぽさを
    期待して読んだからかもしれません

  • 2024.02.26

  • 2022.5

  • 少しの疑問が残るけど、登場人物のキャラが良き!

  • 後味がなんかモヤモヤしてます。

  • シリーズものと知らずに読んだ。物騒なタイトルの割には事件が起きるわけでもなく、妄想が激しい作家に振り回されただけだった。もっと劇的なラストかと思ってたのに、ページが残りわずかになってもそのまま終わってびっくり。一作目を読んでたら違う印象だったかも。

  • いつ事件が起きるのか…!とワクワクして読みはじめたものの一向に謎らしき謎、事件らしき事件の進展がなくて少し拍子抜け。

    過度な噂話と妄想話で平凡な日々に刺激を求めなくとも、小さな幸せ、小さな成長を実感できる毎日だけで十分に幸せで楽しいというハートフルな展開。何歳からだって自分が幸せに生きようと思えば生きていける、という専業主婦系の女性の自立をほんのりと促す内容に、殺人や事件を期待した自分に対して、そんなことより自分の日々を顧みろとやんわり諭された気分になり、そうだねーという賛同とほっといてくれ!という反発が湧いた笑。

    コミカルなキャラクター同士の掛け合いとテンポのいい文章でとても読みやすかったが、期待していた内容とは違ったので殺人ミステリーが読みたかった気持ちがふわっと残ってしまった。

    [追記]こちらには前作があるとのことで、知らずに読んだ感想。

  • タイトルからハンニバル的なものを期待し、その上このほわほわした装丁ってどうよ、最高に猟奇的じゃない!!?と、勝手に盛り上がって読み始めてしまったので、肩透かしをくらい過ぎて脱臼するかと思いました。

    平凡な主婦・美菜子が働くハウスキーピング会社Team・HK。
    その常連客である変人ベストセラー作家・那須河闘一は、小説のネタを引っ張り出そうと美菜子に詰め寄る。「あなたの殺人の話、全部、聞かせてちょうだいな」
    殺人事件など無縁の世界に生きてきた美菜子は大いに困惑するが、闘一の破天荒な発想に振り回されつつ、数年前に身の回りで起きた小さな出来事を思い出す――……。

    シリーズ物の2作目だと知らずに読んでしまったためだと思うんですけど、ミステリかと思ったらそうでもないし、ハウスキーパーのお仕事小説?にしては那須河とかいう人が出ずっぱりだし、なーんかどっちつかずで入り込めないまま終わってしまった、というのが正直な感想です。順番って大事だな。

  • 前作から半年後
    美菜子さんがイキイキと素敵になってらっしゃいました

    THKのメンバー同士の会話やエピソードが少なくて残念だったかな
    那須河先生はそんなに出てなくてもいいかも

    THKの日常をみたいと思ったのでした

  • スランプに陥るとTeam・HKに仕事を依頼してくるベストセラー作家・那須河闘一はとてつもない美男で変人だ。
    美菜子の周囲には執筆のヒントになる事件が絡んでいると断定。
    強引に臨時の窓ふきスタッフとして、那須河は夫が行方不明の西国寺家の依頼に割り込んできたが…。
    (アマゾンより引用)

    ミステリーかと思ったらそうじゃなかった(笑)
    けど、面白かった。
    シリーズ物の二作目だったから、是非一作目も読んでみたい

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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