こんにちは、いたずらっ子エーミル (児童書)

  • 徳間書店
3.33
  • (1)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 68
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198640514

作品紹介・あらすじ

スウェーデンの田舎の農場で家族とくらすエーミルは、いつも、いたずらばかりしている男の子。妹のリーナを、旗のかわりに柱に揚げてしまったり、スープばちに残ったスープをすすろうとして、はちに頭をつっこんで、頭が抜けなくなってしまったり…。なにをやっても大騒ぎをひきおこしてしまうエーミルのゆかいな物語。スウェーデンで読みつがれているリンドグレーンの代表的な児童文学を、作者自身が文章を書きおろした絵本版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • エーミルのいたずら、笑えました。
    スープばちを頭にかぶるって…。
    いたずらにめくじら立てず、それを笑い飛ばせるような世の中でありますように。
    スウェーデンのロングセラー絵本。

  • 絵本の体裁だが字が多い。
    幼年童話が読める子ならば、楽しく読みきることができる。

    カラーの絵が楽しい。
    大人は絵だけで文章を
    読まなくても笑える。


    「ね、男の子っておバカで楽しいしょう?そういうもんなのよ」と
    伝えると納得した様子。
    兄がいる女の子だと殊更楽しめる本だと思います。

    あと、男の子をもつママも笑える
    元気になる本。

  • 「スウェーデンの田舎の農場で家族とくらすエーミルは、いつも、いたずらばかりしている男の子。妹のリーナを、旗のかわりに柱に揚げてしまったり、スープばちに残ったスープをすすろうとして、はちに頭をつっこんで、頭が抜けなくなってしまったり…。なにをやっても大騒ぎをひきおこしてしまうエーミルのゆかいな物語。スウェーデンで読みつがれているリンドグレーンの代表的な児童文学を、作者自身が文章を書きおろした絵本版。」

    ”小2の教科書におススメ本”として載っている。・・普段読み聞かせをしている家庭の子なら、親や先生に読んでもらうととても楽しめると思う。一人読みは、幼年童話を普段読む子ではないとキビシイ気がする。魅力的な挿絵で、話もおもしろい(エーミルには共感できる!)けれど、登場人物は多いし、スェーデンのの農場の世界観は小2には想像するのは難しそうだからだ。

    それでいて、とても良い本だった。
    寝る前に親子でも読んでみると、親子でとても楽しく、娘は次の日も「もういっかい読んで」と持ってきた。この年で「もういっかい」と言うのは珍しい。

    ・「エーミルはいたずらっ子じゃないよ。悪い子でもない。一生懸命やってるんだよね。」と、娘たちが反論するように、エーミルをかばうように、何度も私に訴えていた。
    ・それでいて、エーミルの行動には大爆笑。
    ツボが頭にハマってとれなくなったのに、医者に挨拶をして頭を下げた時に机にツボが当たってツボが割れるシーン、担任の先生にキスして「好きだよ」と言うシーン、がお気に入り。
    ・母はお酒のしみこんださくらんぼを食べてみたい。捨てちゃうなんてもったいなーい!おいしいってエーミルも言うてるし。でもきっと子どもも食べたくなりそうね。

    ・反省するため、エーミルはいたずらした後は木工小屋に入れられる。そこでエーミルは「いつも ゆかいな表情の ちいさな木のおじさんを掘って たなにならべていきました」 に、親子で「????おじさん人形??」となり、最後におじさん人形が369個に増えたところで涙が出るほど笑った。何、おじさん人形って!増えてるし!!あんまり説明ないし!謎すぎる
    ~ふふふ
    これは絵本版だから、児童書のエーミルの本読んだらもっと詳しく書いてるのかな?読んでみようかな。

    エーミルが魅力的で、家族も素敵で、ドタバタしているけれど農場のくらしはのどかで、読後感が良い。すてきな旅行に行って来て後で余韻を楽しむような気持ち。
    出会えてよかったです(国語の教科書ありがとう)

  • エーミルシリーズを本で読む前の子に。
    カラフルでかわいいイラストたっぷりのこの絵本でエーミルの世界を味わって、ぜひその後のエーミルシリーズにつなげてほしい。

  • 国の文化の違いなのか、いたずらというより、いやがらせにみえてしまった。

  • 898
    4y10m

    保育園にある本には、基本興味がないことが多いので、基本興味がないと思っておいたほうがいい。保育園にあるよ、っていうのは、そのままの意味であり、保育園にあって好きな本だからコメントしたわけではない。そうだったらそう言ってくれたりするものだし、そんな本は過去に1冊しかなかった。おおきなおいも。

  • 輝はいたずらっ子が好きなのでウケた

  • 愉快な男の子の物語。挿絵がお話とぴったり。字が多く幼年童話くらいの長さなので、絵本としては読みにくいかも。少しずつ読めば、小さな子から楽しめます。

  • スウェーデンの農場に住む男の子エーミルはたいへんないたずらっこです。いたずらしようと思っていなくても、まわり中の人たちをまきこんで、大事件にしてしまうのです。スープばちを頭にかぶってぬけなくなったり、妹を旗の代わりに旗竿のてっぺんにぶらさげたり、思いもかけないいたずらを次々とやってのけます。あたたかみのある生き生きとした挿絵が楽しい絵本です。字が多いので、小さい人には少しずつ読み聞かせるのがいいかもしれません。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1907年‐2002年。スウェーデンに生まれる。1944年『ブリット‐マリはただいま幸せ』(徳間書店)で、出版社主催の少女小説コンテストの二等賞を得て、デビュー。以後、児童書の編集者として働きながら数多くの作品を発表しつづけた。1958年には国際アンデルセン賞を受賞。「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「名探偵カッレくん」のシリーズや、『ミオよ わたしのミオ』(岩波書店)など、世界中で今も愛されている数々の物語を生み出し、「子どもの本の女王」と呼ばれた。

「2018年 『長くつ下のピッピの本 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アストリッド・リンドグレーンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×