ねこが おおきくなりすぎた (児童書)

  • 徳間書店
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本棚登録 : 238
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198641559

作品紹介・あらすじ

ローマイヤーさんとおくさんは、小さすぎてもらい手のなかったねこを飼うことになりました。「チビ」と名づけられたそのねこは、どんどん大きくなりました。とてもとても大きくなってしまい、けいさつの人がやってきて、「危ないから動物園へ連れて行け」という始末。そこでローマイヤーさん夫妻は、チビを外に出さないかわりに、自分たちも外に出かけないことにしました。ところがある日…? 大きくなりすぎたねこをめぐる、一風変わった絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • ドイツの著名な風刺画家ですって、、、

    ねこが おおきくなりすぎた - 徳間書店
    https://www.tokuma.jp/smp/book/b495373.html

  • 初めはなぜという感覚しかないけど、それが後半、飼い主の心情に関係していくことがわかる。
    大きすぎてもいけないし、小さすぎてもいけない。
    親と子の関係もそうだな。

  • ローマイヤー夫妻の元にやって来た小さすぎて貰い手がなかった猫のチビ(*^^*)すくすく育ってカバくらいに!(゜゜;)大きくなりすぎて飼育は大変だろうけれど、手離さなかった夫妻は偉い!最後は愛の力(?)で普通の大きさに戻るんだけど、その前にチビのお腹でもふもふさせて欲しい!!(・ω・,,)

  • 「いやちがうでしょ!人間が小さくなりすぎたんでしょ!」と表紙にツッコミをいれた6歳の息子。ほんとだ、よく見ると人間とベッドとの対比が…w
    ローマイヤーさん夫妻の家にやってきた子猫のチビ。あっというまにぐんぐん大きくなって、ライオン並みの大きさへ。
    人間みたいに車の助手席に座ってシートベルトしてるチビが自分と息子のツボw夫妻に挟まれて座ってニュース見てる後ろ姿も好き。巨大化しても可愛く見える猫好きの欲目w
    矮小化したり巨大化したりして描かれるローマイヤー夫妻とチビの姿には心に抱えるさびしさが表現されているのかな。

  • 小さすぎる仔猫をもらい受けて大切に育てたら、ライオン並みにどんどん大きくなっていくネコ。ニュースになったり、デモが起きたりの大騒動に、子どもたちは爆笑してました。
    そしてあるきっかけを機に、小さくなっていくネコ。想定外の物語で面白かったです。教訓という感じではないです。

  • ねこがどんどんおおきくなっていくはなし。
    C8797
    長かったけどおわりがみえるので安心して読める

    4歳10ヶ月

  • 【あらすじ】
    ローマイヤーさんとおくさんは、小さすぎてもらい手のなかったねこを飼うことになりました。「チビ」と名づけられたそのねこは、どんどん大きくなりました。とてもとても大きくなってしまい、けいさつの人がやってきて、「危ないから動物園へ連れて行け」という始末。そこでローマイヤーさん夫妻は、チビを外に出さないかわりに、自分たちも外に出かけないことにしました。ところがある日…? 大きくなりすぎたねこをめぐる、一風変わった絵本です。

    【感想】

  • 6歳前半
    当然のように猫を擁護する夫妻は、親の姿そのもの。
    きっと子どもにとっても。
    どこか安心感のあるストーリーでした。

  • 寂しさのせいで実際の大きさより家が広く感じてしまうローマイヤ―さんとおくさん。二人がそんなふうに感じてしまわないようにチビは大きくなったのね。あまりに大きくなり過ぎたために警察からチビを外に出す事を禁じられ、それならローマイヤ―さんもおくさんも外には出られなくていいなんて、三人とも優しくて家族思い。
    恋の力でチビが普通の大きさになれて、そして三人の願いが叶ってよかった。大変な事にならなかった事も。

  • なんかいいですね。
    ねこは大きくなってもかわいいです。
    ほのぼの。

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著者プロフィール

1929年、現在チェコのヘルリヒに生まれる。戦後、フランクフルトで絵画を学ぶ。1962年より風刺雑誌『パルドン』に参加。トラクスラーなどの参加したアーティストたちは、「新フランクフルト派」と呼ばれる。1963年、『1929年、現在チェコのヘルリヒに生まれる。戦後、フランクフルトで絵画を学ぶ。1962年より風刺雑誌『パルドン』に参加。トラクスラーなどの参加したアーティストたちは、「新フランクフルト派」と呼ばれる。1963年、『ヘンゼルとグレーテルの真相』を出版、センセーションを巻き起こす。その後も、風刺画家、イラストレーター、児童文学作家などとして幅広く活躍。2007年、ドイツ・カリカチュア大賞受賞。2009年、フランクフルトにてこれまでの活躍を回顧した展覧会が開催された

「2016年 『ねこが おおきくなりすぎた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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