卑怯者の流儀 (文芸書)

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著者 : 深町秋生
  • 徳間書店 (2016年9月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198642501

卑怯者の流儀 (文芸書)の感想・レビュー・書評

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  • 連作短編集。
    元は優秀な刑事だった米沢。50を過ぎ、相手がヤクザだろうが警察官だろうが構わず報酬をもらい、トラブルを解決する悪徳刑事と成り下がった。かつての部下で大女、通称関取の芳子が直属の上司となり、彼の行動を見張るが。
    芳子、そしてゴーストの名で呼ばれる監察官・京香、性獣鑑識官・岡野などとの掛け合いが、ユーモラスに描かれて楽しめる。

  • 連作短編集。

    主人公が見事な悪徳警官っぷりで、暴力描写も相変わらず満載だが、何処かコミカルで憎めないキャラの上、「関取」とあだ名される女上司に毎回これでもかと無様にとっちめられる様がとっても楽しい。「ゴースト」とか、脇役もしっかり揃っているので、是非とも続編をお願いしたい。

  • 長編かと思い読んだら短編集だった。一話目に出てきた浦部がカッコ良かっただけに残念だったが、全ての短編が面白かった。
    深町秋生は好きだけど、短編もイケる!刑事やヤクザにも恐れられていた伝説のマル暴担当の米沢も、今は悪党の刑事になっていたが、やる時はやる男。そして、かつての部下だった大女の関取(芳子)が今では米沢の上司となっており、いつも米沢のワルさを暴いては鉄拳制裁を加える。それでも、米沢のピンチには、必ずといって良いほど助けてくれる恐れられながらも頼れる上司。
    この米沢と関取との掛け合いもさることながら、最後の章では、米沢が悪徳刑事に成り下がった切ない理由もわかり、満足できる一冊になっている。

  • タイトル通りの作品。優秀だったが落ちぶれた刑事の話。曲者の上司や監察官にいじめられているが飄々としていて憎めない。シリーズ化希望。

  • 元敏腕刑事,主人公の悪徳警察官がヤクザや警官、実業家のトラブルを解決する連作短編集。本人のキャラはもちろん暴力的な元部下の女上司やゴーストと呼ばれる女監察官もいい味を出す。転身の理由を描く最後の二編では,ホロリ人情話も。いつものバイオレンスを期待すると期待はずれだがそれなりに楽しめる。

  • アウトローな警察ミステリ連作集。一見ただの汚職警官にしか思えない主人公だけれど、案外と筋は通ってたりしてカッコよく思えなくもない部分が。そしてもとは有能な警察官だった彼がそんな風になってしまったとある理由も、作中できちんと語られます。
    しかしそれにしても、女性陣が凄すぎます(笑)。管理官の「関取」と監察官の「ゴースト」。なんなんだこの人たちは! とてつもなく有能でキャラが立ってて、味方としてはとても頼もしい。でも敵に回すのは恐ろしすぎるなあ。

  • 170609図

  • 上司の芳子さんとのやりとりが面白い

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卑怯者の流儀 (文芸書)の作品紹介

警視庁組対四課に所属する米沢英利に「女を捜して欲しい」とヤクザの若頭補佐が頼み込んできた。米沢は受け取った札束をポケットに入れ、夜の街へと繰り出す。“悪い”捜査官のもとに飛び込んでくる数々の“黒い”依頼。解決のためには、組長を脅し、ソープ・キャバクラに足繁く通い、チンンピラをスタンガンで失神させ、時に仲間であるはずの警察官への暴力も厭わない。罪と正義の狭間で、たったひとりの捜査が始まった。

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