神話列車殺人事件 (徳間文庫 に 1-44)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198913946

感想・レビュー・書評

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  • 西村作品を全部読んだ訳ではないが、自分が読んだなかでは、ベスト7に入る、いい作品だと思いました。
    日本の神話と、その3つの場所(高千穂、筑紫、出雲)を舞台にした壮大な物語。

    日本神話の勉強になるし、
    九州と山陰の地理の勉強になるし、
    鉄道の話が楽しめる。

    亡くなられた人が、なぜ、亡くなってまでしなければいけないことなのかが、少しわからないところがありました。

    人の心、風景の描写が、淡白なのでしょうか。
    逆にだから、飽きないのかもしれません。
    旅行先で軽く読めるのかもしれません。

    人の心の描写が強いと、気になって寝られなくなると困るかも

  • 2000.10.15 初版 571
    探偵社の調査員・日高健介は同僚の湯村亜木子と結婚し、亜木子の希望で九州・高千穂へ新婚旅行に出かけた。が、延岡で乗りかえた高千穂線の車内から、亜木子が失踪してしまったのだ。東京に戻った日高は、亜木子が関っていた調査の続きを頼まれる。ハネムーンで出雲へ向う途中に夫が失踪したケースで、日高は依頼人の君原由美子とともに出雲への旅を辿るため、<出雲1号>に乗り込むが……。傑作長篇。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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