佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫 し 26-1)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198920005

感想・レビュー・書評

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  • この本のことを知ってはいたけれど、今回初めて読んだ。素直によかったと思う。

    このおばあちゃんの心の持ち方がいいなと思う。貧乏は大変なことだけど、それでもこのように明るく前向きに生きられる。

    おばあちゃんも、お母さんも一所懸命に働いて生きている。愚痴も言いたくなる時もあったと思うけれど、笑いを忘れず、前向きに生きているその姿に、周りの人達も助けてあげたいって心を動かされたのかなと思います。

    このおばあちゃんがどうしてこのようにポジティブにいられるのか、おばあちゃんの生い立ちも知りたくなった。

    笑いと涙を誘われ、清々しい思いになれた素適な一冊です。


    運動会の日になると、担任の先生のお腹の調子が悪くなって、洋七さんのお弁当と交換してという。それは、広島にいるお母さんが運動会に来られないことを知っていて、せめて1年に一度、おいしい物を食べさせてあげようと先生達が考えてしてくれてのこと。素適な先生もいるんですよね。

  • タレント本に5つ星など悔しい気もしますが、素直に感動してしまいました。
    母と離れ、佐賀の祖母と極貧とも言える生活を続ける洋七少年。しかし、そこに暗さは無く、ただひたすらに前向きです。
    おばあさんのキャラクターが最高です。漫才でも聞いたことが有るのですが、本になると一層の迫力。「由緒正しい貧乏」「腹減った?気のせいや」「苦手な歴史の試験?"過去には、こだわりません"と書いておけ」。常に明るい発想に、いや、爆笑です。
    一方、そんな洋七少年を暖かく気遣う学校の先生達には涙が出てしまいます。
    もう一度「幸せとは何か」という事を素直に考えさせて呉れるとても良い本だと思います。

  • すみこさんと一緒に読んだな?。

  • I cried reading this book. It was easy reading but it had warm tails with grandson and grandma living together under one roof.

  • 「あんまり勉強ばっかりしてたら、癖になるよ!」

    なんて言葉、笑わずにいられるだろうか。ほかにも通知表が1,2を足せば5だ、とか。歴史できないのなら答案用紙に過去にはこだわりませんと書け、とか。それを疑いもせず実行する俺のすなおさがまたかわいい。明るい貧乏、いい人生、あっぱれ。

  • ずっと長いこと家にあって、バザーに出す前に読めてよかった。
    しくじり先生に島田洋七が出てたのを見て、あ、読まなきゃってようやく思えたからね。

    簡単に書いてあるけれど、すっごくポジティブで温かいおばあちゃんと土地の人たちに囲まれて育った人なんだなぁ。
    貧乏も底ぬけだけど、それでも生きていけるんだね。

    バザーに出す前に甥っ子に読んでもらいたいと思ったところがあって、渡してみようかな。

  • 話題になった本もあり色々言われていますが素直に読めば面白いと思います。

  • 胸に迫り来るものがありました。

    本当に前向きで強いおばあちゃん。
    絵が目の前に浮かんでくるようでした。

  • 幼少時の島田洋七ととその祖母との話。ひとえに前向きであり、返答のセンスもとい頭の回転が良い祖母。「おばあちゃんの知恵袋」的な世界感を味わえる。巻末のおばあちゃん語録だけで十分な気がしたのが残念・・・。

  • 書店に行くたびになぜかずっと気になっていた本でした。
    なかなか手を出せずにいたところ、泉ピン子さんのテレビドラマを観たことが
    きっけになってようやく購入して読みました。

    「がばい」....「すごい」...。

    この言葉にはいろんな意味が含まれていると思います。

    島田洋七さんのおばあさまはとても賢い方だったんですね。
    孫の洋七さんとの会話の切り返しには機転が利き、知識が豊富でなければ
    そう簡単にはなかなか出せないセリフです。なんという頭の回転のよさ!
    ほんとがばいです。

    私もがばいばあちゃんを少しは見習って賢く歳をとっていきたい。
    切に思う今日この頃です。

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著者プロフィール

1950年広島県生まれ。小学校・中学校を佐賀県で過ごす。75年、洋八と漫才コンビ<B&B>を組み、NHK漫才コンテスト最優秀新人賞を受賞。漫才ブームを主役として活躍。『佐賀のがばいばあちゃん』シリーズは総計550万部を超える大ベストセラーとなった。

「2018年 『笑ってなんぼじゃ!下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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