ルージュ・ノワール 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝 (徳間文庫)
- 徳間書店 (2004年2月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198920135
感想・レビュー・書評
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これはかなり面白くて読み応えもあった!!
池袋ウェストゲートパークの『外伝』て書いてるし、
マコトも出て来ないらしいし、
パッと見た感じだとIWGPの魅力のひとつである
『ストーリーテラー的な文章』では無かったので読む気が起きなかったのですが、
読みたい本がなくなったのでなんとなく手に取りました。
すると見事に期待は裏切られ、
途中から夢中になって読みました。
とりあえず、本当に『外伝』でした。
マコトは全く出て来ないし、
キングとGボーイズには、ちょっとした仕事を依頼するだけ。
唯一、サルがこの作品の主人公とガッツリ関わる感じです。
IWGPシリーズ以外の石田衣良の小説に興味がなかったのですが、
ストーリテラーじゃない普通の文章でも普通に面白かったから、
他のも読んでみようと思いました♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どうせ人生を賭けるのならば,
天に頼ったり,
運に任せたりするのではない,
そんな賭け方にしたいものだ。
簡単でないことは確かだが・・・。 -
読みやすい!そして小気味よい!
躍動感溢れる個性的な登場人物たちが池袋の町で大活躍します。
うん。
爽やかでキレのある読み口です。。 -
強盗に成功し一攫千金のはずが、
ヤクザにつかまり真犯人を追う!っていう展開。
映画にしてもかっこよさそ^^
でもIWGPのノリと雰囲気を期待していたので
そこは残念、淡々と時間が進む感じ
いつものパンパーンとした勢いはなかったです
でもシリーズは、登場人物が皆いきいきしているから好き。
活字の中を所狭しに目いっぱい動き回っているのが見える
短編のほうがいいかな。 -
IWGP外伝。ニューキャラ誕生?サルも出てくるギャンブルストーリー。
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面白かった。
外伝ということだが、マコトが出てくるのを期待してしまった。
サルとのコンビ、良かった。 -
池袋ウエストゲートパークの番外編。
賭け事で転落した主人公が奮闘する話。
主人公の性格がいまいち好きになれなかったが
割と面白かった。
この作品を読んで
「あぁ、この人のジャンルはライトボイルドだ!」
と思った記念の1冊。 -
IWGPの外伝。
まこっちゃんがでてこないのがかなしい・・
登場人物がいっしょでも、やっぱりIWGPとは雰囲気ちがうね。語り手が違うんだもんね。
ルーレットのスピード感がこんなにかっこよく表現できるのはすごい! -
映像作家が賭博で人生転落。どん底から這い上がる。
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IWGPの外伝。
外伝だからマコトは出てこないけど、サルが出てきていて、、、
で、ストーリーは比較的単純で狂言強盗で奪ったはずの金をさらに奪われて、取り戻すためのお話。
なんか、真夜中のマーチを石田衣良が書いた感じ。
さらっと読めて楽しい本です。