- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198924379
感想・レビュー・書評
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みなとみらい署の諸橋は別名「ハマの用心棒」。横浜の暴力団を取り締まります。今回は資金の回らなくなった印刷所、派手な取り立て屋がターゲットです。やや水戸黄門ちっくですが、やっぱりスカッとしました。
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今野 敏 「逆風の街―横浜みなとみらい署暴力犯係」
レビュー 久しぶりのマル暴刑事もの。武骨で熱い刑事達がみなとみらいをかけまわります。
情け容赦ないやくざたちとそれに輪をかけてやくざには容赦ない刑事達の抜きつ抜かれつは、ワクワクするし読後もスカッとします。
今野敏特有の同僚愛を前面に押し出しているものの、中に一人だけ曲者がいるというのが次作へのつなぎを感じます。
ただ、主人公の諸橋についてはもう少し状況説明がほしいなと思いましたが、それも続編であかされて行くのでしょう。 -
組織で働くこと、潜入捜査の恐ろしさ。暴力に性的快感を覚える無痛症の人の気持ち悪さ。すごかった。
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神奈川県警みなとみらい署暴力班係員シリーズ第一弾。係長の諸橋は、ハマの用心棒と呼ばれ、暴力団から恐れられている。暴力団に潜入した警察官が殺される。諸橋班が横浜を駆け回る。
潜入捜査って、小説にはよく出でくるけど、現実味がないなぁ。 -
暴力シーンのおぞましさには、思わず気持ち悪くなるが、それだけ迫力ある小説ということ。
「横浜みなとみらい署暴力犯係」の第一弾。継続して読み続けたい。 -
横浜舞台のマル暴絡みときたら、みなとみらい署というより、加賀町警察署か伊勢佐木警察署って言うイメージなんだけど、そうなっちゃうとリアル過ぎなのか‥‥‥みなとみらいのキレイなイメージとは全く違うギトギトな感じはふた昔前の黄金町の川沿いを思い起こさせるのだ。
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横浜という街が好きなので、手に取った一冊。
ハードボイルド・熱さが感じられる作品。
ゲーム「ジャッジアイズ」の二作目が好きな人に読んでほしい。 -
04月-04。3.0点。
みなとみらい署暴対係、警部と警部補を中心とした物語。
暴力団へ潜入捜査していた警官が殺害されるという情報が。一方、印刷屋を営む男が、ヤミ金から金を借り苛烈な取り立てにあっていた。
読みやすい。すいすい進むストーリー。次作も期待。