お陀仏坂: 父子十手捕物日記 (徳間文庫 す 13-6)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198924393

感想・レビュー・書評

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  • 蔵から、錠前を壊すことなく150両だけ盗むと言う泥棒が連続して起こる。
    かと思えば、借金と相場と金貸しを絡めた大きな騙しの事件が。

    今回も緻密に作り上げた物語と登場人物たちの性格の良さ、
    生き様が実に楽しい。

  • さくらちゃんって、新しい人物の登場で意外な展開になるのか?

  • 父子十手捕物日記シリーズ6巻、お春との仲が落ち着き安堵する文之介だが、仕事の方は探索に手こずります。いま府内を騒がしているのは「人を殺さず、蔵に傷付けず」という見事な手口の盗賊。父丈右衛門の「向こうがしの喜太夫ではないか」との助言に奔走する文之介だったが、先輩吾市が故あって獄中に入れられたうえ、調べの途中で知り合い協力して博徒の兄を助けることになった。鉄火娘さくらが現れ、文之介に惚れ屋敷に食事を作りにきたところに、お春も食事を作りに現れて…てんてこ舞いに…。先輩同心吾市の盗みのもみ消し扱いが引っかかる。

  • 先輩が目先の押収したお金を着服?
    大変だぁ・・・

  • 父子十手⑥
    やはりこのシリーズは軽快に読める。
    ワンパターンのやりとりはちょっと読み飛ばしつつ。(苦笑)
    新キャラのさくらがいい感じ。
    でも賭場であっさり負けちゃって借金増やすとこが、おいおい;ってなった。
    ああいう借金のやりとりって昔からあって、今でもそう変わっていないんだろうなぁ。
    借りる→利子増える→他のとこで借りて返す→他のとこの利子増える→上手い話が転がってくる→その話に乗るためにまたお金借りる→利子が増える→騙される→どうしようもない!みたいな…。

  • 鹿戸吾市のずうずうしさに呆れ、まだ諦めてないんかいとお克さんに驚き、もててよかったのか不運なのか微妙な主人公に笑って終わりました。

  • まず。表紙の文くんかっこいい!ステキ!
    あーあ、文くん大ピンチだね(ニヤニヤ)
    こりゃお春ちゃんも大変だわ!

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著者プロフィール

鹿児島大学理学部教授

「2008年 『攪乱と遷移の自然史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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