十津川警部風の挽歌 (徳間文庫 に 1-85)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198925437

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  • 仕事先の場所で、勝手に車に乗り込んでいた女のせいで
    殺人犯にされてしまった。

    な、男の現状からの死体。
    男が無実を訴えているのはいいのですが
    勝手に潜り込んで面倒をかけた女は
    嘘をついた挙句、そのままさようなら。
    おかげで…な状況になっているので
    ちょっと神経を疑うというか、いらいらしてくる?
    こんなに恩を仇で返す人はちょっと…です。

    当然(?)無実が分かったわけですが
    女の方の正体もわかったわけですが。
    え、それでいいのか? な最後になっていましたし
    驚きの許しもありましたし。
    本人達がいいなら、これもよし??

  • 2021/03/24 41読了

  • ◎爽やかな風吹き抜ける中の殺人。鍵になるのはやはり風

    東京の戸田は、日本の風を録音する仕事をするために京都・嵯峨野に来ていた。そこで録音した音の中に女性の声がかすかに聞こえた。そして移動の車の中には女性が!?
    女性をまこうとするが叶わず、城崎温泉から山陰海岸へ向かうことにした。しかし、山陰海岸でも録音した音声に女性の声が。そして翌朝山陰海岸で女性の死体が発見され、戸田は逮捕・送検されてしまう。
    そのころ、東京でも女性のレイプ死体が発見され、十津川が動いた。目撃情報をもとに容疑者を絞り、各地で刑事たちが調べ始める。
    さてこの事件の真相は、そして犯人は。

    風の音で進行する事件なんてなかっただろうが、旅情ミステリーの醍醐味である京都・嵯峨野や山陰海岸、伊豆の風景がまざまざと思いだされるような中での事件で、すっと風が吹き抜けるような結末でした。

  • 東京駅で買った。

  • 鳥取砂丘の音を、聴きたくなります

    ♪───O(≧∇≦)O────♪

  • 風の音を取りに,京都と鳥取に行く。
    途中からかってに車に乗って来た女性。

    風の音とともに録音した女性の悲鳴らしき声。
    絶対音感があるという女性が音の解説をする。

    嘘の証言をされて逮捕されるが,
    続けて似た事件が起こり,
    十津川警部らは真犯人を追う。

    最期にあちこち飛び回り,収集をつけるところは流石かもしれない。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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