連城訣 上 (徳間文庫 き 12-21 金庸武侠小説集)

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  • / ISBN・EAN: 9784198925833

感想・レビュー・書評

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  • 無茶苦茶久しぶりに金庸の武侠小説。金庸にしては登場人物も少なく、長さもほどよいので、ほとんど一気読み。あまりの荒唐無稽さに逆に引き込まれてしまう武術はこの小説でも健在で、中でも雪谷での血刀老祖と落花流水 4人衆との決闘は手に汗握る。妙に不幸に見舞われ続ける主人公が不憫で、本当に気持ちがスカッとするのは最後の最後の 3行くらい。

  • 中国武侠小説。面白くて止まらない、と聞いてたけど確かに(^^)運のなさ過ぎる主人公とその純粋さが独特。

  • これまでの金庸作品と比べてわりと読みやすかった。
    他の金庸作品は、一冊読み終えるのに結構時間がかかったけど、これはそうでもなかったような気がする。
    おそらく、ストーリーがシンプルなのでサクサク進んだからかも。
    それは良いとして、この作品の主人公、狄雲の不幸さは半端じゃない。
    ここまで悲惨だと、なんだか喜劇のようだよ。
    でも、肩胛骨を穿たれるのだけは勘弁。想像しただけで全身がむずむずしてくる。
    チャンネルNECOでやってるドラマは、冒頭だけ観たけど、アレは小説読んでないとわかんないよ。

  • 血刀僧がいいね

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著者プロフィール

金庸(きん よう, Jin Yong)
1924年3月10日 - 2018年10月30日
中国の小説家。香港の『明報』とシンガポールの『新明日報』の創刊者。武俠小説を代表する作家で、本名は査 良鏞。1955年の『書剣恩仇録』から1972年『鹿鼎記』まで、15作の武俠小説を書いた。その多くは本国で映像化されており、日本でも紹介されている。徳間書店が版権を全て買い取り、翻訳を刊行している。

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