果断の太刀: 織江緋之介見参 (徳間文庫 う 9-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198925987

作品紹介・あらすじ

預かった刀を盗まれた研ぎ師が遊女と心中してから数日、先祖重代の家宝である太刀を盗まれた老侍が愛娘の身を売った。不幸を運んだ銘は、どちらも徳川家に仇なす妖刀村正。吉原をも巻き込んだ、将軍位継承を巡る御三家の権謀術数に緋之介は。

感想・レビュー・書評

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  • とうとう緋之介も心を決めた。

  • 第五弾
    今度は徳川の闇
    妖刀村正に係わる話
    四代将軍暗殺に係わり、将軍の目に
    これがさらなる禍に

  • この作品のテーマは神君家康公の親族が、幕府が固まりつつある時代に、血故の妄執や、不遇意識するあまりの歪んだ感情に振り回された結果の陰謀に剣術一筋の織江が巻き込まれる
    しかし・・・光圀の義弟になるとは!

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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