金融探偵 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 2033
感想 : 173
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198926267

感想・レビュー・書評

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  • 十分に面白かったけど、池井戸潤さんはいつも期待してしますので…

  • 池井戸潤さんの本であることと、タイトルに探偵とついていたため手に取りました。
    銀行が倒産した元銀行員の主人公が金融の知識を活かして事件を解決する話。
    1つ1つの話のテーマやオチはさほど重たくないので気軽に読める内容。
    こちらのシリーズは一冊だけのようだが、続編も読みたいとおもいました。

  • 失業中の元銀行マン、大原次郎がひょんなことから金融絡みの探偵業を始め、いろいろな事件を解決していくストーリー。
    七篇からなる短編集。だが結末は毎回曖昧になっている。
    面白い人間ドラマです。

  • 失業中の元銀行員大原次郎が色々な人の助けをえながら、事件を解決。時には、命の危険にさらされる事も。

  • 勤めていた銀行が破綻し、無職となった大原が探偵として事件を解決していく短編集

  • ・短編集の集合だが、どれも短く終わってしまうのが勿体無いほどしっかりした構成で面白い。逆に面白いと思い始めたら話が一区切りついてしまうので長編でしっかりみたい人には向かない。
    ・銀行を辞めた人が金融探偵を行うという異色さ、さまざまな事件を解決していくストーリーが面白い。

  • 私のブログ
    http://blog.livedoor.jp/funky_intelligence/archives/1888436.html
    から転載しています。

    元銀行員の大原次郎が再就職先を探しながら、金融探偵として事件を解決していく短編集。

    うーん、軽くて読みやすいものの、結末が寸止め、悪く言えば尻切れとんぼなので読後感は爽やかではない。池井戸潤作品、やはり短編集はいまいちだな、と再認識。特に、「誰のノート?」「藤村の家計簿」は狐につままれた感じ。とても、あの半沢直樹シリーズや空飛ぶタイヤ、下町ロケットなどと同じ作者とは思えない。
    再び長編にチャレンジしようかな。

  • 短編集。
    話によってあたりはずれあり。
    最後の話はおもしろかった。
    でもいまいち煮え切らないのは短編だからか、、?
    池井戸さん作品にしては珍しいかな。

  • 短編集で読み易いけど池井戸さん作品でよくあるハラハラは控えめでした。

  • 元銀行員が数字を元に事件を解決していくと言うもの。ちょっと弱いかな。事件や問題なんかは数字だけではわからないものも多い。ただきっかけとはなる。その人となりなども家計簿から推測もできるだろうし。もうちょっとパンチが欲しかったな。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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