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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198928353
感想・レビュー・書評
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お美和は自分で自分をもてあまし、ため息をついた。
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親のいない三姉妹のお香、お涼、お美和が開いている寺子屋「三春屋」。昼の稽古だけでなく、夜も昼間仕事で忙しい大人や大人の手伝いで昼間来られない貧しい子供達のための夜学、一文稽古を開いている。舞台は大阪、商人の町ということで仕事に差しさわりのないようこうした仕組みがしばしばみられたとなっている。三姉妹はそれぞれの個性があって、タイトルの寺子屋若草物語がかぶる。(四人じゃないし、全く関係ないかもしれないけど)話としては先がみえたりもするが、三姉妹の行く末が気にかかるので、シリーズで読んでみるつもりだ。
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寺子屋を営む三姉妹の末っ子が主人公ということで、他の築山作品に比べて事件性は薄め。どちらかといえば恋愛や愛情といったことに比重が置かれています。だが、それが良い。
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