御盾: 斬馬衆お止め記 (徳間文庫 う 9-16)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198930462

感想・レビュー・書評

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  • 家光の時代に全長 3m の大太刀を使う主人公を持ってきただけで、もう、どうする気なのか興味深いですね。
    それも、主人公が軽々扱うわけではなく、使えるようになるためにリハビリが必要なところも珍しい設定。
    チャンバラシーンの他作品との違いは大きいですし、真田家と土井利勝の間の因縁が関わってくるとあってはサービス満点って感じです。
    続きがありそうなので、それも楽しみです。

  • 真田家が主役でそんな裏取引があった設定なんて面白い。

  • 第一弾(前篇)
    関ヶ原の恨みから信州真田家を取り潰す罠
    老中、伊賀組、先陣坊主といろどり豊か
    背後に、家康と真田昌幸との密約が
    日本国内に平穏をもたらすため、

  • 大名 真田信行に仕える斬馬衆(独自の役割の家)
    時代遅れが今の戦いに役立つはなし 2013.11.16

    2018.6.12再読
    例により覚えていなかった(笑)

  • 読んでいて、初期の頃の作品かな?って印象だったのに、結構最近の作品で「えー…」とちょっと残念な感じ

    「斬馬衆お止め記」ってシリーズの初巻なので、この巻はプロローグ的な位置付けと思って次巻に期待

  • 斬馬刀、実際に持ってみたい!

  • シリーズの始まり?
    次作もあるみたいなので、見つけたら読むかな〜。

  • 昌幸、幸村のしでかしたことで、ずっと徳川から恨みをもたれてる
    信之藩主の松代真田家の話。
    戦がなくなって無用の長物と化した斬馬衆 最後の1人である仁旗伊織を主人公に、信之と、真田家をなんとか潰そうとする土井大炊頭の見えない駆け引きが面白い。
    侍なのに忍びの様な仕事をまかされた若き斬馬衆、伊織の成長物語。

    やばひ、結構面白い。

    それにしてもフィクションでもこういう話を読むと戦国が終わっても、忍者はお仕事いぱいあるような気がするんだけど、昔はこういったお仕事はまともな仕事として評価されなかったのですね。
    結構大事だと思うのに。

    ちょっと無理ある徳川家と、真田家の秘密。後半からの切ったはったと信之の告白がこの本の核です。二巻につづく

  • 10/7

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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