- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198931575
感想・レビュー・書評
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恋人気取り
問題小説 2000年5月
瞳の耀きを求めて
問題小説 2000年9月
赤い服の女
問題小説 2001年1月
ポケットの中の遺書
小説NON 1996年9月
長い冬
小説NON 1997年3月
心の眼鏡
祥伝社「紅と蒼の恐怖」 2002年9月
見知らぬ女
問題小説 2001年12月
熱い視線
問題小説 2002年9月
解説 福井健太詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(収録作品)恋人気取り/瞳の輝きを求めて/赤い服の女/ポケットの中の遺書/長い冬/心の眼鏡/見知らぬ女/熱い視線
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心理サスペンス的な短編集。
引きこもり浪人生と家庭教師を描いた「長い冬」は見抜けず、面白かった。
(図書館) -
2011/11/17
自宅 -
人間の精神病理に突っ込んだ、心理サスペンス的なミステリ短編集。どこかしら歪んだ人たちが登場するのだけど。……こういう人、案外と身近にいないとは限らないのかも。もしや自分がそうだったりして?なんてことを思わされてしまうのが怖いところ。たぶん……大丈夫だとは思うのですが(苦笑)。
お気に入りは「長い冬」。歪みっぷりもはなはだしいのだけれど。この真相は見抜けなかったなあ……。 -
■ 1126.
<読破期間>
H23/3/10~H23/3/12 -
さすが!
あたしは、北川作品が大好きだ。
スリルがあり、常にクールに事実を踏まえた硬質な文章。
お得意の科学や技術系の話はなかったものの、十分楽しめた。
うん、満足。 -
うーーーん。
長編のほうが、好きな作家さんかな。。。 -
視線をテーマにした短編集。
*恋人気取り
*瞳の輝きを求めて
*赤い服の女
*ポケットの中の遺書
*長い冬
*心の眼鏡
*見知らぬ女
*熱い視線
どれも毒が効いていて、結構怖かったですよ。
「恋人気取り」と「赤い服の女」は特に怖かった。
人間の歪みが、欲と結び付くと、どうしようもない悪意になってしまうのか。
ただちょっと、安易な着地になったかなという印象がいなめない。
うーん、北川歩実、期待してるんだが、私の思ってる方向にはいかない感じなのかなぁ。