あしたも着物日和 (徳間文庫 こ 39-1)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198931681

感想・レビュー・書評

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  • 漫画家の近藤ようこさんの着物本。こんな本も出されてたんですね〜!読みやすくてわかりやすくて、着物初心者にもうなずけるところがたくさん。しかし最初からリサイクル品じゃないというのがすごいです。近藤さんの絵がとにかく好きなので、楽しく読みました。

  • 着物を着たくなるより作りたくなる本

  • ご自身のきもの道20年を漫画で振り返ったエッセイ。
    20年も!なのに、あくまでご自身を素人と位置付け、自由に楽しもうと提案してくれます。きものに関する知識系の本は多々あれど、失敗談交えての本はなかなかないのでは。
    私も熱が入りかけていただけに、戒めになりました。

  • 着物への道は遠いなあ。着物のことがちょっぴり身近に感じられるエッセイ•マンガ。

  • 気楽に着ている感じがするけど、ここまでくるのに二十年かかってるんだもんなあ。私も着物生活にあこがれるけど、洋服よりは単価高いだろうし手入れも面倒だし、サラリーマン辞めない限りは着物生活は無理だろうなあ。

  • 書店でふっと目に入ったので、ふらふらとレジへ持って行ってしまいました。着物にはずっと興味を持っているのですが、着物キャラでないのと、もともとの着道楽に拍車がかかってしまうので(笑)避けています。でも、知りたいことは多いわけで。

    漫画家・近藤ようこさんの着物エッセイマンガ。着物を着始めた頃の近藤さんの疑問が私と同じで、「みんな、そうなんだ!」と安心。あまりにも細かいドレスコードに気持ちが撃沈!なことや、着付けの補正具って本当に必要(暗殺防止用か?とか個人的には思うものもある)?と思ってしまったり…。そんなに深刻に考えないでもいいんですね。好きなら、着られるようになるんだ。こういう心配や面白さを、文章でなく、すっきりした絵で描いてくださり、楽しいです。

    確かに、いろんな素材・織地があって、染め替えも仕立て直しもきくし、フォルムも完結しているので、おしゃれ加減の演出では洋装よりもむしろ簡単だから、何枚かを長年楽しむという面では、洋装よりもアドバンテージがあるかも。うーん、でも、中古でもお手軽価格の新品でも、「ためしに1枚」って感じになりにくい…。汚しても洗濯機でガーッと洗えないとか、収納場所とか、なかなか踏み切れない問題も多いなぁと思います…って、私はやっぱり、いろいろ着物向きじゃないんだ〜。でも、自分の知らない柄や織地のものがあれば、触ってみたいし、着てみたいし、持っていたいし、節約のためなら縫っちゃうよ!という勢いで、着道楽地獄へノンストップなのは、洋装派も和装派も同じだ(笑)。

    この本を読みながら、幸田露伴・文・青木玉の親子3代と着物のつきあいを思い出したりして、ご近所の呉服屋さんがやってらっしゃる間に、1枚お願いしてみようか…とよろめいてしまいました(笑)。

  • 結婚時に親が持たせてくれた箪笥の肥やしとなっている着物。気になりつつも着方も分からない。
    そんな着物への敷居を下げてくれるかなと期待して読んだのですが…。
    敷居の高さは変わりませんでした。
    若い人は失敗してもほほえましいとあるけれど、若くない人は?
    日本人でありながら、私には秘密の扉の向こうにあるような着物の世界であります。
    知らないからこそ興味深く読めるんだけど。

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著者プロフィール

1957年新潟市生まれ。漫画家。国学院大学文学部卒。大学在学中にデビュー。「見晴らしガ丘にて」で第15回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。折ロ民俗学や中世文学への造詣が深く、安吾や漱石作品の漫画化にも取り組む。作品は「水鏡綺譚」「説経小栗判官」「ルームメイツ」「恋スル古事記」「戦争と一人の女」「死者の書」「夢十夜」ほか多数。第18回文化庁メディア芸術祭大賞受賞。

「2021年 『兄帰る 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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