- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198931841
作品紹介・あらすじ
双子のように育った遠子と小倶那。だが小倶那は"大蛇の剣"の主となり、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべきものじゃ。剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」大巫女の託宣に、遠子がかためた決意とは…?ヤマトタケル伝説を下敷きに織り上げられた、壮大なファンタジーが幕を開ける!日本のファンタジーの金字塔「勾玉三部作」第二巻。
感想・レビュー・書評
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大和創設の空色勾玉に続いて、今度は日本武尊の白鳥異伝。
死して白鳥になって空に飛び立った伝説を持つ日本武尊だからタイトルから予想はできたが、古事記の神話をよくぞ膨らませて楽しいファンタジーにしてくれました。
ヤマトタケルの西征から下巻へ。 -
読みはじめから引き込まれた。
登場人物がみんな魅力的。
小倶那と遠子どうなるのか。
きっと幸せになると思ってます。
明姫…、悲しい。
いよいよヒムカの国に、下巻楽しみです。
本当に面白いファンタジーです。
友達から頂いた本です。
よい本です。-
komoroさんがこういうの嫌いじゃなくてホッとしました(^_^;)
明姫はショックでした…短命な雰囲気は最初からありましたけど…いなくな...komoroさんがこういうの嫌いじゃなくてホッとしました(^_^;)
明姫はショックでした…短命な雰囲気は最初からありましたけど…いなくなったあと、どこにいっちゃったんでしょう?
個人的には、角鹿が結構好きでした。遠子のあしらい方が上手ですよね(^^)2015/05/31
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勾玉シリーズ二作目。
今作は小碓命(オウスノミコト)、ヤマトタケルの神話がモチーフになっているようです。
前作の空色勾玉でこの世界観にもだいぶ馴染んだのですぐ引き込まれました。面白い。
舞台は、前作空色勾玉が伝説となってしまうほど、時を経た豊葦原ですが、こちらでも神の存在は薄れたものの、輝と闇の末裔たちが存在し大蛇の剣や勾玉が継承され続けています。
ただそれぞれの持つ血の濃度というのでしょうか、そういったものは段々と薄れてきていたようで、実際大蛇の剣を手にとれる者はいませんでした。
が、まほろばの宮の大王とその妹の過ちにより生まれた小碓(小倶那)という少年が大蛇の剣の主となり再び豊葦原を滅すかの勢いで荒らしまくります。
その小碓(小倶那)と双子同然に育てられた遠子が勾玉を守る橘一族の巫女だということもあり、前作同様、二人の少年少女が物語の命運を握りますが、今作はもともと心が通い合っていた二人が離れ離れになっていくためこれからどうなっていくのかが気になって気になって...
それにしてもどうしてこういつも弱い子ばかりが、大蛇の剣の主となってしまうのでしょうか...心が痛みます。いい方へ向かってくれるといいのだけど。
とにかく続きが楽しみです。 -
あー!前作にも増してキャラ萌えが激しい!
菅流とか…ニクイな〜
ブレイブ・ストーリー(いや、八犬伝?)のような冒険譚になってきた!