姫様お忍び事件帖 それみたことか (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.44
  • (2)
  • (11)
  • (12)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 78
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198932190

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 姫様はそのまま嫁がれるの?

  • 沖田正午 著 「それみたことか」、姫様お忍び事件帖№2、2010.9発行。聡明で可愛くて美人な鶴姫16歳は間もなく小坂亀治郎の藩主である武州大谷忠信18歳のもとへ嫁ぐことに。ここで鶴姫のわがままさ、駄々こねが。第1巻、浅草での出来事で友達?となった諸々を警護役や駕籠持ちなど自分の脇をかためる人間にするよううまく立ち回り・・・(^-^) 結婚前に、またまた江戸での事件解決を楽しむ姫であった。

  • 軽~~く読める時代物ですね。先が読めるところが、ある意味安心していられる話だと思います。
    畠中さんの”若旦那シリーズ”くらいの読みやすさです。
    お鶴ちゃんの今後の成長振りが気になります。

  •  鶴姫のお見合い相手は、亀治郎の仕える槻山藩の若君。理由をつけて町に出た鶴姫のわがままに、亀治郎や清水家の家臣たちは、今回も振り回される。

  • 第二弾
    1巻は読んでないが、内容理解に問題なし。
    気楽に面白く読める。
    調子よく進行するのも仕方ないか

  • 2011/06/08購入

  • 展開が強引ではある。が、娯楽小説である。面白ければよいのだ。というわけで◎

  • 結婚が決まったお姫様が最後のわがままとして町へ出たら事件に巻き込まれるけれど、頼りになる家臣たちのおかげで事件を解決して行く人間ドラマ。

    店を乗っ取ろうと麻薬の販売の濡れ衣を掛けられた大和屋を助ける話。我儘なお姫様に振り回される家臣たちというのは見ていて面白いのだが、主人公である鶴姫はあまり活躍していない。年の割りに幼い言動、我儘を言う係になってしまっている点が残念だった。身投げをしようとしていたお美代も、お嬢様を辞めたという表現がある割にはそれほど活躍するわけでもない。女性陣の活躍がほぼなかったのが残念だった。

  • 主人公は、徳川御三卿の一つ、清水家は徳川斉順(なりゆき)の四女、鶴姫。 可愛い16歳の鶴姫が、お忍びで遊びに出かけると…まさに、御姫様版、水戸黄門!

    御嫁入りまでの三日間が、鶴姫に許された時間。
    その間に、身投げしようとした振袖姿の娘と出会います。その娘を助けるために、一肌脱ぐ御姫様一行。

    鶴姫のために護衛となった面々も家臣から渡世人まで様々です。じゃじゃ馬鶴姫に翻弄されながらも、楽しんでいます。

    『つかまえてたもれ』が、一作目だったようです。順番を間違えてしまいましたが、楽しめました。

  • 2010.09.09 読了

    前作に続き、ゆるゆるで温めの空気は変わらず。

    だんだん亀次郎がイケてるように見えてくる。吉原行こうとしてたのにね〜

    お鶴ちゃんは相変わらず可愛らしい。お松もいい感じ。

    ヨヨ丸と爺ちゃんたちとの光景が微笑ましい。いいですね〜

    分かりやすいので小中学生向けでもいけそう。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1949年、現さいたま市生まれ。埼玉県立与野高校卒業。人情味あふれる筆致と笑いのエッセンスを時代小説に取り込んだ作品群で多くの読者を獲得。

「2023年 『博徒大名伊丹一家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沖田正午の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×