お髷番承り候 一 潜謀の影 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198932350

感想・レビュー・書評

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  • 上田さんの新シリーズ。
    今回も若い剣を使う武士が、権力者の争いに巻き込まれ、
    それを脇で支える女性と、師が出てくるという、
    お得意の形。

    御髪役になって、将軍の頭を整えることになった主人公。
    だがその影には、自分の手足を欲する4代将軍と、
    5代目を巡る、将軍の弟君と尾張の争いがあった。

    剣は小太刀。どこまでの使い手に成長していくのかが、
    楽しみですが、4代将軍ってことは先が短いぞ。

  • 若く愚かな賢治郎が、こらから成長していく姿が楽しみです。

  • 4代将軍家綱の時代。
    お髷番が主人公。

  • なかなか面白い

  • シリーズ第一弾
    四代家綱の元お花畑番深室賢治郎、がお髷番として再出仕
    まずは紀州大納言がお相手?
    親元の松平家、養子先の深室家にも問題が?

  • 新シリーズ!
    小納戸役お髷番の賢治郎は、かつてお花畑番として
    家綱将軍の幼き頃に寵愛された家臣であった
    家庭の事情(深刻・・・)で、一度引いている
    重鎮が押さえつける将軍にどれほどの力になれるのか?

  • L お髷番承り候1

    なかなか将軍の髪結いとは考えたね!盲点だったね!的な。
    まだ話は奥右筆の方が面白いかなぁ。なんせ味方が少ない…

  • 設定がおもしろい。

  • お髷番シリーズの第一弾。この著者が描く主人公は、若者で武芸に秀でているものの、知略には向かないタイプが多いが、このシリーズもそのパターン。将軍としてはやや影の薄い家綱の時代が舞台。陰謀の片鱗が見えただけ。奥が深いかも。

  • 10/23-10/25

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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