サハラ (徳間文庫)

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著者 : 笹本稜平
  • 徳間書店 (2011年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198933463

サハラ (徳間文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 日本人傭兵 檜垣穣二シリーズ第3弾。
    さすが笹本、日本人作家で冒険小説書かせたら屈指の出来。本作もスケール大きく、うんちく描写も素人に分かりやすいす、文章にリズムがあって、まずは安定の合格点。

    ただ、ちょっと散漫な感じもするかな。主人公を記憶喪失にしてピンチ感を煽る手法を、禁じ手とは言わないけど、描写に記憶喪失前後の差が感じられず、その分展開に差をつけようとしているようだが、その結果、後半部分が非常に散漫になっている。

    悪役も後半バタバタしすぎて、随分弱っちくなってしまっているし、ヒロイン、味方、コミカルリリーフに至るまで、動きにバタつきが感じられる。アクションや冒険描写にスピード感は大いに結構だが、バタつくとリズムが狂って読みづらくなる。名手笹本稜平らしくないなと思ったが、この作品でこの手の冒険小説に一区切りつけようとして焦ったのかも知れないな。

  •  記憶消失の元庸兵が、サハラ砂漠で墜落した軍用ヘリの残骸の中で目覚める。西サハラの利権をめぐる各国の思惑が入り乱れるなか、記憶喪失の元庸兵はどんな役割をはたしていたのだろうか、最後まで謎を引っ張りつつ、ラストを読むまで息をつかせぬストーリーである。著者の世界を駆け巡る壮大なストーリーはどりらかというと軽めであり、良い意味で明るさがある。

  • サハラ・アラブ民主共和国解放軍に招聘された傭兵檜垣は、敵対するモロッコ秘密警察に受けた訊問で記憶を失う。一方、サハラ砂漠に未知の油田があることを記した文書とともに日本の書記官が行方不明に。檜垣はアルジェの駐在武官牛島から、油田を探るため手を組みたいと申し出をうける。牛島から檜垣の妻ミランダがジュネーブで入院していると知らされ、現地を訪ねた檜垣だが妻は「カサブランカに行きたい」という言葉を残して姿を消していた……。

  • なんだか筆先三寸でああだこうだと書かれても、読む方にさっぱりイメージが沸かなくて、ついて行くのが馬鹿らしくなって、ページとばしで最後まで開いたが、それだけのこと。

    この人には何かが欠けている。

  • 笹本稜平作品の中では、余り楽しめませんでした。

  • 石油を中心に、様々な勢力の思惑の中に記憶を失った主人公が、巻き込まれていきます。
    記憶を戻しながら、自分は何をやろうとしていたのか探るという、もう一人の自分とのせめぎ合いがあります。
    人物もキャラクターがはっきりしていて面白いと思います。

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