- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198934057
感想・レビュー・書評
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女性患者の死体から毒ガスが発生した事件をきっかけに,主治医と友人の微生物学者が事件に巻き込まれる科学ミステリ。
最後まで先の読めない展開。
科学ミステリ,パニックホラー,SFどれにも近くて,どれにもなりきれていなかったのは,少し残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2.5
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2011/12/20
往路 -
医療パニックになりそうでならないちょっと残念なお話。
科学探偵小説とはよく言ったものでして、その方向で最初から読んでいれば、ここまで悪印象を持つこともなかったと思うんですが、あらすじってのは怖いものですね。(^^;
最初からパニックものじゃないと思ってさえいれば、普通の推理小説として楽しめますので、もう少し評価を上げてもいいんですけど、まぁ、ここはこのままで。 -
読みやすい!
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内容紹介
大学院を卒業後、恩師の微生物研究室で助手を勤めるようになり、四年が過ぎた。バイオベンチャーで新商品の開発に血道を上げるよりも、好きな研究をコツコツ続けていける道を、わたしは選んだ。研究者というのはやっかいな存在だ。一見常識的なふつうの人に思えても、裡に異界を抱えていたりする。一歩間違えば、世界にとっての脅威になり得る。もしも自分が手にした一本の試験管が、全人類を死に導くとしたらどうする?
出版社からのコメント
神か悪魔か!? 人体から毒ガスを発生させた科学者は、ガンを治療するスーパー細胞を開発していた。未知なる世界へようこそ