大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、恋をする (徳間文庫)
- 徳間書店 (2011年10月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198934491
感想・レビュー・書評
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流行り病の原因は。
心身ともに限界を迎えた時に、人間の醜さを見てしまったら恨みたくなるよな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今作は最初から最後まで切なくて哀しいお話でした。クロスケ恋を…ということでしたが、これって恋なの⁇なんだか人間のいやな部分をクローズアップしてるお話が多くて、クロスケの可愛らしさはほとんどありませんでした。残念。
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人には見えない白い灰が降り皆が流行病で寝付いてしまった江戸と、その原因の疫病神となってしまった少女。登場人物の見分けが読んでいる時しかつかない。。相変わらず残らないけれど軽くて温もりのある雰囲気が優しくないところまで包んで心地好い。クロスケがいつにも増して可愛らしく特に前肢でつつくところに撃たれた。
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前作からだいぶん空いて読んだので、設定などほとんど忘れていたが、特に問題なかった。
相変わらずのあっさりとしたテイスト。個人的にはもう少し掘り下げてくれればもっと面白いんじゃないかと思ってしまう。早乙女兄弟が格好よすぎて、刀弥はほぼ空気であった。 -
シリーズ3
江戸に流行病が蔓延。
稲亭のお園も統子も倒れ、妖怪改方も刀弥以外は寝込んでしまう。
ふと気づくとクロスケが帰らなくなっていた。
なんというか中途半端だなあ。
久美と善鬼との出逢いなども語られているんだけど。
視線があっちこっち飛びすぎるので話に浸りきれないんだなあ。
やはり長編はダメかも。 -
オサキシリーズでは全然思わなかったしむしろ好きだったんだが、こちらのシリーズを読んで文章が読み辛いというか、下手だなと思ってしまった。
それを忘れさせる程の魅力が登場キャラにも特になく。
3冊読んだが、続きはもういいかな…。 -
かる~く読めるけれども、実は深い内容。
今回は登場人物の過去が少しずつ分かってきて、より物語を引き立ててくれている。
ただ、せっかくこれだけの設定・人物背景があってので、もっと深くて長編にもできたのでは?と少しもったいない感じ。
それにしても、相変わらず九助がいい味を出してくれている。 -
第三弾
雷獣クロスケ、恋に溺れて敵味方なし?
疫病神(かわいそううな女)を葬る話
一巻から続いている謎は不明のまま -
江戸の本所深川を舞台にした妖怪捕物シリーズ。
テンポよく飽きさせない、オススメエンターテイメント作品。