剣豪将軍義輝 下 流星ノ太刀<新装版> (徳間文庫)

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著者 : 宮本昌孝
  • 徳間書店 (2011年11月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198934637

剣豪将軍義輝 下 流星ノ太刀<新装版> (徳間文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 上中下巻読了。
    宮本昌孝さん初読み。
    古本屋でこれの続編「海王」をジャケ買い。
    読む直前にこちらがあることを知って慌てて手に。危なかった~。

    楽しい!読み応えたっぷりです。全体を通して爽やかで明るい。
    終わり方も好き。読後感大満足です。

    上巻は、日本史に疎いこと(私が)と、人名地名の漢字が読めず(所々ルビがふってあるのにすぐわすれちゃうんです(笑))四苦八苦しました(もちろん自分の無知が悪いのです)が、中巻下巻と進むうちにそんな事気にもならずどっぷりはまってました。
    本当に読みごたえ有り!!の三冊です。

    あぁ~、でもやっぱり、私のようなおバカの為に巻末か巻頭に年表的なものを入れてもらえたら、ものすごく、嬉しいんだけどなぁ~と……。
    ………すいません蛇足でした…。

  • 本著者は初めての小説、どうしても他の作家と比べてしまう。最初は説明が多く、わかりづらい感があったが、どんどんと話にのめり込んでいった。
    私の中では、戦国時代「義輝」と言う将軍がいたな、くらいだったが、人物のイメージ、歴史のイメージが広がり、とても楽しい読書体験になった。

    将軍となった義輝だが、三好等周りの戦国大名に意見するほど、力をもっておらず、翻弄される。義輝自身も剣の腕を磨き、忍びにも協力を得て、上杉謙信、織田信長、徳川家康などとも交流し、生き残りを図る時代小説。

    最後は日本人的と言うか、儚さを感じるが一抹の希望も見え、読んでいて楽しい小説であった。本著者の他の作品も読んでみたいと思う。

  • 完結。義輝がとても魅力的に書かれた作品だった。
    どんどん悲しい結末に向かって行くのに爽やかさが残る不思議な感じ。最後は映像が浮かぶような語り口でまさに悲劇。読んでいてつらい。感情が昂ぶる。
    下巻は義輝自身よりも周りの人にスポットライトがあたるというか、義輝が成熟して周りに目が行くようになったというか、義輝自体の行動や感情が描かれている部分は少ない。
    あーおもしろかった。

  • 京に戻った将軍義輝は、乱世に終止符を打つため、織田信長、上杉謙信らと盟約を結ぶ。その壮大な計略を知った梟雄松永弾正は、義輝を亡き者にしようと図る。その魔の手に義輝はついに秘剣「一ノ太刀」で立ち向かうのであった。

     ついに迎えた最終巻。いやが上にも盛り上がるクライマックス。

     読み進めていきたい衝動と、結末を迎えてしまう寂しさを感じながら、この熱き魂を胸に秘めた主人公義輝の活躍を読めることに読書の醍醐味を味わいました。

     義輝はもちろん、義輝を支える人物たちもみな魅力的であり、敵もまた敵にふさわしい一癖も二癖もある者たちで、それぞれが義輝の人生と共にその人生を生ききっている姿が描かれています。

     そして、剣の師塚原卜伝から伝授された秘剣が義輝の最後に登場するところなど、剣豪小説の醍醐味を感じさせられました。

     結末では、どうしようもない悲しさの中に一筋の希望を見た、そんな深い印象を受けました。

     続編にあたる「海王」がとても楽しみです。

  • 戦国オールスターズそろい踏み? 
    の、一作
    なのは、歴女ブームとかで、戦国大名がキャラ化されているからなのかなあ
    将軍自身が会いに行くのもウソっぽく感じますが
    実は、各大名と連絡を取ろうとしてやり取りしていたのは史実らしい。
    近畿周辺では、怪しい人が権力周辺でたむろして話にならないので
    外界から黒船のように力のある大名を呼び込んで
    リセットというのは
    当時の将軍で、ある程度、イキの好いやつなら
    確かに考えそうではある
    現実の歴史でも
    そのまんま、信長が踏襲することになるものね

    作中では出てきませんが
    伊達家とやり取りした書類も残っているようです
    ただ、伊達から京都は遠いわなあ~

    あまり、注目を浴びない主人公でしたが
    確かにこのアプローチは
    あり。
    だと思う

  • クライマックスは世に名高い松永弾正の将軍暗殺。
    将軍家に代々伝わる名刀を畳に突き刺し、切っては捨て切っては捨てて、刀を取り換え延々と続く剣戟シーン。
    読みごたえあります。
    襲撃は事前に察知していたが日時を間違えていた(偽りの情報を掴まされていた)との設定。
    ホンの数年後には織田信長奉じる足利義昭が将軍になっている事実を考えれば、もし生きていたら、と思わずにはいられません。

  • 足利将軍が単身で諸国を回り、斎藤道三や織田信長と出会ったり、武田晴信(信玄)に捕まったり...
    史実とはまったく異なる娯楽時代小説だった。
    ただ、娯楽として読むには、室町時代末期の時代背景や人間関係が複雑で分かりにくい。

  • 上杉謙信との出会いから、義輝最期の戦い+αを描いた下巻。
    一番熱かったシーンは言うまでもなく死を覚悟した義輝が三好勢を相手に孤軍奮闘する場面。武士の頂点たる足利将軍として、一人の剣士として恥じない見事な戦いぶりを表現していると思う。この義輝が乱世をどう鎮め、どう治めるかを見たかった。
    ちなみに『北陸の上杉・九州の倭寇・織田徳川同盟が手を取り義輝を補佐し、三好を瀬戸内海に押し込める』というIF戦略は、歴史好きにはたまらないIFだった。歴史戦略ゲーをプレイする楽しみがまた増えた。続編の「海王」もぜひ読んでみたい。

  • いよいよクライマックスなわけですが、いわゆるラノベにありがちな印象のキャラクターを持ち上げるくだりも最高潮を迎えます。
    そのあたりが個人的には非常に残念です。

  • 本作の義輝は、自らも厳しい剣術修行を己に課した求道者で、それの故に多くの人を魅了するものを備えた貴人となった人物として描かれている。「或いは、もう少し存命であれば“歴史”は?」と思わせてくれるものがある…他方、本作はそういう余計な考えを吹き飛ばす“力”の篭った、愉しい物語である。義輝は非業の最期を遂げてしまうが、終幕は決して陰鬱ではない…

    「三巻」と言えば“大長編”の類かもしれないが、一気に読める…お奨めだ!!

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