お髷番承り候 四 傾国の策 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198935283

作品紹介・あらすじ

紀州藩主徳川頼宣が出府を願い出た。幕府に恨みを持つかつての大立者が沈黙を破ったのだ。老中らに緊張が走る。四代将軍家綱に危害が及ばぬよう目を光らせるのは、お髷番にして風心流小太刀の使い手、深室賢治郎。頼宣の想像を絶する企みとは-。骨肉相食む、甲府と館林両家の将軍後継争いも収束の気配を見せず、さらに大奥では刺客が蠢く。相次ぐ天下の大事。賢治郎は打破できるか。書下し時代長篇。シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • なかなか賢治郎は成長しないようで皆から侮られてますね。

  • お髷番シリーズ。
    伊豆守死す。

  • 第四弾
    継承問題に紀州徳川が再戦?
    家康にかわいがられ、駿府を追われ紀州二移された頼宣の遺恨?
    いよいよ激しさを増す

  • この設定好きです
    知恵伊豆死す・・・家綱の寵臣はまだ成長足りず
    主君の身を守れるか!
    紀伊公・・・最後の戦国大名が簒奪に

  • お髷番シリーズ第4弾。まだまだ続く、将軍家お家騒動。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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