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- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198935450
感想・レビュー・書評
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霧崎遼樹の四作、全て読んだが、面白かったのは最初の作品だけだった。一貫性が無いというか、フラフラしているようなストーリー展開に閉口した。次第にオタクっぽい描写が目立つし。
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もうなんというか、ここまで馬鹿馬鹿しい本と出会ったのは久々で、驚いている。
ライトノベル出身の作家の作品ということを考慮したとしてもあまりにひどい。
特命係長ばりのベタ展開や、同じ単語・文調の繰り返し、筋の通っていないラスト。味方側の登場人物が全員武道の達人であるという設定。少年ジャンプかよ。
「僕は手裏剣にも精通しています」には、もう苦笑するしかなかった。手裏剣てあんた…。
例を出すなら、
「鴻一郎は振り返り、一団に歩み寄って、端然と呼びかけた。『事情は知らない。だが人には踏みこんではならない領域がある。』
特に気取っているつもりはない。鴻一郎にとってはこれが自然な口調だった。」
踏み込んでるのはおのれやろーとか、「端然」だけ浮いてるぞーとか、絶対普通の口調もできるやろとか、つっこむのも疲れる。
そして1冊、この調子で延々と続く。
一体このシリーズを好む人達は何歳で精神年齢の成長がとまってしまったんだろうか。フライトの時間潰しに買ったけど、どっと疲れた。
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