浅草かみなり大家族 (徳間文庫)

著者 : 沖田正午

• 徳間書店 (2012年9月7日発売)

感想・レビュー・書評

[安積の麻呂さんの感想 · 2013年5月10日]

ションなことから７７人の子供とじいさんばあさんのいる４７歳の浅草のいなせな棟梁松五郎とと結婚することになった神田生まれの江戸っ子２２歳のお多枝さんの痛快極まるな物語　毒にも薬にもならぬが文句なしに楽しむる本だ

[hito-kotoさんの感想 · 2022年7月29日]

　大工の棟梁、松五郎47歳は、両親と病没した前妻の子供7人の10人家族。そこに見合い相手の間違いがもとで嫁ぐことになったお多枝22歳。藩主の側室の娘で、お姫様をとるか、10人家族の面倒を見る役をとるかｗ。後者を選んだ姐さん気質のお多枝を中心にした物語。一息に読了しました。沖田正午「浅草かみなり大家族」、2012.9発行。シリーズ物で4冊あります。楽しみです。

著者プロフィール

1949年、現さいたま市生まれ。埼玉県立与野高校卒業。人情味あふれる筆致と笑いのエッセンスを時代小説に取り込んだ作品群で多くの読者を獲得。

「2023年 『博徒大名伊丹一家』 で使われていた紹介文から引用しています。」