再会スロートレイン (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198936143

感想・レビュー・書評

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  • 赤ちゃんの行方がとても気になって読み進めていったけど・・・。

  • 青春18切符を使って行き先のない旅に出る同窓会。参加者はアメ、遠山、タイセ、カヅチ、ローノ、ドート。それぞれがそれぞれの想いを持って参加する。
    はじめは登場人物が片仮名で読みにくいと思ったけど(笑)同窓生のそれぞれの悩みに感情移入できた。
    のんびり味わえて面白い。
    最後旅先でばらばらに幕を閉じた続きが気になる。

  •  「行き先は未定。解散の場所も未定。ただ青春18切符を購入すること」。──高校を卒業して十四年。わたしが提案した奇妙な同窓会に参加したのは六人。それぞれが訳あり。あてどのない旅の果てに、それぞれが見出した過去と新たな道とは……。号泣必至! 人生の絆を問う物語。

  • 図書館で。なんとなくタイトルがカッコイイなあと借りて読んでみました。
    面白くない訳ではないのですが女2人と男6人(ぐらい?)の視点が章ごとに入れ替わるので感情移入しにくいし、途中で誰が誰だかよくわからなくなりました。しかもこの人の話気になるなあと思う人の話が少なく、まるで興味のないタイセ君視点が続いたり。
    人間20年経てば色々あるよねえ、というのはわかりますが色々あり過ぎた人たちが集まり過ぎていて反対に現実味が薄い気がしないでもない。
    そして全員に言えるのがコミュニケーション不足。
    特にサイトウ君。奥さんと具体的に話し合うよ。
    一人で面倒見れないのになんで男が勝手に先に話すすめるのかなあ?理解できない。
    男の決定に女は受け入れるのが当たり前とかそんな思いが透けて見えるようでちょっとムカっとしました。

    別にこの旅を経験したから彼らの距離がぐっと縮まるわけでも抱えている問題が解決するわけでもなし。なんとなくその辺り現実的ですが読み終えた爽快感もなし。
    Life goes onと言われればそれまでですがそんなの自分たちの現実だってそうですしね。

  • 歳が増えれば喜びも痛みも増える。
    18歳が青春だったと感じる登場人物たちのように、同窓会の中で忘れていた過去を思い出すきっかけが万人の共通としてあればいいのに。

    やり切れなさが残るけど、なんかわかる。主人公達の未来はどっちだ。

    語り手の視点がころころ変わるので、読むのに一苦労。文章には癖がなくて読みやすい。

  • 平坦な感じも・・・でも、退屈でもなかったかな(^^;;

  • 恩田陸さんの黒と茶の幻想に近いのかなって思った。

    高校の同窓会の内容は青春18切符を使って旅に出る!

    これに参加した6人が様々な思いを胸に旅をする!!

    クライマックスがあるわけじゃないけど、淡々と書かれてる所が好き!


    自分がもしこの旅に行ったらどうなるのか? 考えてしまう。
    たぶん西へ進むのは同じ笑

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著者プロフィール

1960年奈良生まれ。

「2023年 『夏に、ネコをさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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