拝金 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 158
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198936808

感想・レビュー・書評

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  • 本書は著者初の小説だがとても読みやすく面白かった。
    ITバブルの1990年代後半から2000年代前半を舞台に著者の実体験をもとに現実の出来事と虚構を織り交ぜながら物語は進んでいく。
    その頃の自分は学生だったが、プロ野球球団の買収やフジテレビ騒動などその背景に懐かしさを覚える箇所が多くあった。
    当時は小泉政権で郵政民営化やクールビズなどそれまでの常識を覆す改革の波が押し寄せていて著者も時代の寵児となっていた。毎日のニュースが面白く感じられていた時期でもある。
    当時の時代背景を知る人はもちろん若い世代にも興味深く読める内容となっている。

  • 元ライブドア社長の堀江貴文氏の自身の出来事を基にした小説。

    読んでいて、自身に起こったことやそれぞれのキャラが自身の一部を反映しているということで非常に楽しく読めました。
    また、主人公の優作に投影しながら読むこともでき、かつ当時の裏話も盛り込まれているとのことなので、その点も気にしながら読みました。

    鳩レースというなんともいえないところを事業に成功していく点やお金や女に溺れていく姿もヒルズ族の生態を如実に表現されていて非常に面白かったです。
    最後の締め方も内容とは裏腹なもので読了感も良かったです。
    小説としてもひとつのエピソードとしても読める物語だと感じました。

  • 2016 2/20

  • 実体験を交えたフィクションなのでしょうか。

    これは事実かな?フィクションかな?と思いを巡らせながら、私にとっては夢のような世界を読ませていただきました。

  • ホリエモンが書いた、ホリエモンのことを少し小説風にした本。

    ホリエモンの世界を全く知らなかったので、ためになった。
    私も、揚げ足を取るメディアは好きじゃない。

  • ホリエモンが刑務所から出所したタイミングで、文庫本化されたのかな。

    ネットで話題になっていて、ホリエモンの自伝みたいな位置づけだと書かれていたので読んでみた。

    ライブドアの全盛期から、凋落するまでのことが書かれていて、読み物としては面白かった。

著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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