お髷番承り候 八 騒擾の発 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 104
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198938161

作品紹介・あらすじ

将軍家綱の御台所懐妊の噂が江戸城下を駆けめぐった。次期将軍の座を虎視眈々と狙う館林、甲府、紀州の三家は真偽を探るべく、家綱のお髷番にして寵臣深室賢治郎と接触。紀州藩主頼宣は懐柔を試みる一方、甲府藩主綱重の生母順性院付き用人は力ずくで口を割らせようと血眼に。御台所暗殺の姦計までも持ち上がるなか、満身創痍の賢治郎がとった手段とは。幕府の命運がその双肩にかかる!

感想・レビュー・書評

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  • 御台所懐妊の噂が走る。それを受けて将軍職を巡る争いも激化。ついに賢治郎も……。尾張や将軍からの声かけやら師匠からの無言の教えやら、そろそろ幕引きも近そうですね。さて大変なところで終わったので、次ぎは闘争の巻となりますか。

  • とうとう怪我をしてしまいました。三弥との婚儀はまだなの?

  • シリーズ第8弾。
    いよいよ佳境に差し掛かってきた。
    家綱と賢治郎の今後はどうなっていくのか。

  • 第八弾
    敵を炙り出す御台所懐妊騒動、裏側で暗躍する家綱の二人の兄弟とその取り巻き

  • 何気なく読んだのですが、このシリーズの
    完結巻が面白かった
    ・・・で、八と九を遡って読んでいます

  • うう。。。
    四代将軍家綱の髷を結う人の物語で。
    面白いのでは、と思ったのだけど。
    誰が誰の味方なのか、把握できず。。。

  • 2014.08.02.読了

  • 45

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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