うつし花: 夢草紙人情おかんヶ茶屋 (徳間文庫 い 50-8)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198938536

作品紹介・あらすじ

心とお腹があたたまるお料理人情物語の好評第5弾。晴れて女絵師のお郁と夫婦になった寿屋栄次郎の様子が思わしくない。町医者によれば、膵炎で食餌療法が必要とのこと。だが、お郁は家事一切がからきし駄目な女。そこで、ひぐらし店の女衆が助っ人を申し出た。折しも、お郁は江戸月見八景を依頼され、せっつく版元に三日で仕上げると啖呵を切ってしまう。栄次郎はお郁を、お郁は栄次郎を、周囲の住人は二人に想いを寄せる中、出来上がった絵は……。

感想・レビュー・書評

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  • 2017.3.30.

  • 「おかんヶ茶屋」シリーズ第五弾。

    そうそう、沙影は田舎に帰ったことにして、
    まだ江戸にいるんだった。

    魚吉は恨んでいた父親を石川養生所で看病することになり、
    噺家を目指してた雀太が看病していた女義太夫のお蝶は亡くなると、いろいろ動きがあった。

    妹を嫁に出した翔太の恋話が進展すると良いのだが。

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著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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