千鳥舞う (徳間文庫)

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著者 : 葉室麟
  • 徳間書店 (2015年1月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198939311

千鳥舞う (徳間文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 最後は涙が滲んできた。悲しくて、どうしようもないことが人生にはある。
    仙崖和尚の言葉。ひとはひとに愛おしまれてこそ生きる力が湧くもの。この世が美しいと思うひとがいて、初めてこの世は美しくなる。
    この言葉に含まれる意味を、噛みしめながら読み終わりました。

  • 1つ1つがエピソードになっていて全体を読み終わったときに主人公の相手の秘密がわかるようになっている。テレビドラマ向きの構成。

  • 博多に住む江戸時代の女絵師。江戸の時代に絵を描くということと女であることの生きにくさはどれほどだろう。それでも江戸に住む想い人を胸に秘めて自分の道を進む春香は眩しい存在に感じる。

  • 不義密通をして破門を受けた女絵師の物語.女絵師が描く悲しみと愛情に満ちた絵を私も見たいと思った.そしていつの世も人は愛なくしては生きられない生き物なのかも.葉室さんらしい凛とした良い作品でした.
    以下あらすじ(巻末より)
    女絵師・春香は博多織を江戸ではやらせた豪商・亀屋藤兵衛から「博多八景」の屏風絵を描く依頼を受けた。三年前、春香は妻子ある狩野門の絵師・杉岡外記との不義密通が公になり、師の衣笠春崖から破門されていた。外記は三年後に迎えにくると約束し、江戸に戻った。「博多八景」を描く春香の人生と、八景にまつわる女性たちの人生が交錯する。清冽に待ち続ける春香の佇まいが感動を呼ぶ!

  • 全1巻。
    哀しい恋をしている女絵師が、
    様々な哀しさと出会う話。

    結構いい。
    葉室先生が女を書くと外れる印象を持っていたけど、
    これはよい。

    女絵師が依頼された「博多八景」。
    その一景を一章として、
    一章ごとに完結する哀しいエピソードが積み重ねられていく、
    群像劇のような構成。
    地味な話だけど中だるみ無く最後まで読ませる。
    クライマックスは結構グッと来た。

    「待つ女」なんて湿ったテーマだし、
    活かしきれていないキャラがいて少し気になったけど、
    奇麗な物語だった。
    女性が読んでも良いかも。

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千鳥舞う (徳間文庫)の作品紹介

「心を死なせてはいかん」直木賞作家が描く、清冽に待つ女! 博多八景を背景に哀切な恋の行方と様々な事情で離ればなれになった男女の人生が交錯する。静謐な筆致で描く女絵師と狩野派の絵師との創作を通して交流する魂。涙と感動を呼ぶラスト! 傑作時代小説!

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