【コミック版】荒野に獣 慟哭す 5 (徳間文庫 ゆ 2-35)

著者 : 夢枕獏 伊藤勢

• 徳間書店 (2015年1月7日発売)

感想・レビュー・書評

[ことぶきジローさんの感想 · 2015年1月9日]

物凄いボリュームの最終巻。約10年掛けて描かれた長い、長い物語がついに完結。夢枕獏の原作を遥かに超越し、原作とは全く異なる納得のゆく結末だった。夢枕獏の原作には非常にガッカリしたのだが、この作品を読み、スッキリした。

御門周平の驚愕の変貌、独覚ウィルスの真実…全てが明らかになる。

著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫―　⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」