人斬り草: 妖草師 (徳間文庫 た 61-2)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198939472

作品紹介・あらすじ

若冲が、源内が、蕪村が――妖しの草と暴れ舞う! 心の闇を苗床に、この世に芽吹く呪い草。宝暦の世の京都、はぐれ公家の庭田重奈雄は異界の妖草を始末する妖草師である。都に住まう伊藤若冲、平賀源内、与謝蕪村……らの前に出現した妖草妖木。それが偉才らと重奈雄との邂逅であった。ときに壮絶なバトル、ときに総毛立つ恐怖、ときに心温まる人情と、多彩にして読み応えの全5話!

感想・レビュー・書評

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  • なんとまぁ、さらに壮大なスケールで。
    伊藤若冲や与謝蕪村は出てくるわ、そこがまた面白のだとは思うけど、やっぱりなぜか入り込めず。
    どうしてだろうか。、

  • 前巻よりさくっと読めるのに、一話一話いろいろ考えさせられてしまった。
    次巻までに椿の料理の腕が上がることを祈る…!

  • 重奈雄さんと椿のフラグが・・・さらに強固なものになっていた・・・。あと今回はわりとライトでしたね、1巻での尼僧みたいなハートフルボッコなエピソードはなかったです~。また続き出そうやね。

  • シリーズ第二弾。
    前作に続き、様々な妖草・妖木に立ち向かう重奈雄ですが、今回は仲間とのチームプレイ的な要素もあり、そのあたりも面白かったです。
    ただ、椿のキャラがどうも好きになれないのが残念なところ。。。

  • シリーズ2作目。5編の連作短編集。
    今作も色々な妖草が登場。前作に比べるとハラハラドキドキが少なくおとなしめ。有名な登場人物たちとの絡みをもっと読みたかった。あっさりだったな。
    重奈雄とお兄さんの間の雰囲気が柔らかくなった気がするのは良かった。
    続編出たら読みます。

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著者プロフィール

1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。映画、テレビ番組の制作に携わった後、第十七回日本ホラー小説大賞の最終候補作となった原稿を改稿した『忍びの森』でデビュー。2015年『妖草師』シリーズが徳間文庫大賞を受賞。さらに同シリーズで「この時代小説がすごい2016」“文庫書き下ろし部門”第一位に。2022年『阿修羅草紙』で第24回大藪春彦賞を受賞。『吉野太平記』『忍びの森』「源平妖乱」シリーズなど、著書多数。

「2023年 『謀聖 尼子経久伝 雷雲の章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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