- Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198940140
感想・レビュー・書評
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一言で 大感動!!
何日かかけて読もうと思っていたのに、1日で読んでしまった
お米を作ったり、自分の殻を破ったり、病気と共存したり、自然とは何か、生きるって何か、とにかく色々なテーマがたくさんはいっています
その中でも私は 頼りになる本当の大人 の存在が貴重なこと
私もそういう大人に励まされてきたこと
そんな大人を目指していきたい!と思いました
この本を読んでない方は是非読んでみてください! -
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はじめまして。初めてコメントをいただきました!うれしいです^_^
この本は初めて読んだ原田マハさんの本でした。コメントをいただいて、近いうち...はじめまして。初めてコメントをいただきました!うれしいです^_^
この本は初めて読んだ原田マハさんの本でした。コメントをいただいて、近いうちに再読してみようと思っています。
最近本棚登録をさぼっていましたが、私の本棚を覗いてくださる方がいることに元気をもらい、今から溜まっている本を登録します。
フォローさせていただきます。これからもたくさんの本を読んで感想を書いて楽しませてください。2024/03/30 -
2024/03/31
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月刊誌や旅屋おかえりのTVでは見ていたが、単行本として読むのは初。
引きこもりの24歳の麻生人生の出だしは重い話しで読み辛かったが、母親がまさかの失踪。そこから急展開。どこまで親が引きこもりの子供の面倒を見るか、どうすれば子供が立ち直れるのか、個々に違うのかも知れないが、こういうショック療法もありかなと思った。
母親の残した年賀状に導かれ、祖母に会いに行った先で同様に引きこもりの義理の妹との出会い。認知症となっていた祖母が二人を徐々に変えて行く。自然農法で米作りをしていた祖母のために農法を引継ぐ決意をした二人。それを援助する周辺の人々。そこに就活で迷走する知り合いの息子。息子は麻生人生と喧嘩別れのようになってしまったが、麻生は「生きるぼくら」というタイトルで毎日のように田の様子をメールする。それで、この息子も復活。稲作りでの村人たちや孫たちとの交流により奇跡的に認知症から一部回復する祖母とのやり取りに涙する。完全に引きこもりから回復する麻生人生と義理の妹との心の交流、最後の失踪した母親との邂逅。本当に心が温まる作品でした。 -
植物や動物は生きていく本能が備わっているからこそ、どんな環境でも自ら成長しようとし、お互い支え合いながら生きている。きっと人間も同じです。
迷ったり悩んでいても、自分を信じ自分自身にとことんつき合ったり、自分を支えてくれてる人や自然への感謝の気持ちを忘れないことで、見えてくるのもが必ずあるはずです。
人生、つぼみ、純平の成長を通じて、自分も前向きな気持ちになれました。 -
壮絶ないじめの体験から、ひきこもりとなった24歳の麻生人生という青年が、母親からも見放され残された年賀状の束から祖母を頼る。そこで米作りに出会い、様々な人の温もりに育まれながら人間的に成長していく物語。
『楽園のカンヴァス』のような絵画は一切出てきませんが、蓼科の四季を彩る風景や、古き良き日本の田園風景の描写が目に浮かんでくるような文脈には感動さえおぼえます。
『生きるぼくら』……とても良い題名です。
人は一人では決して生きていけない!!!
皆で助け合って、支え合って生きている!!!
とても元気をもらえる作品でした!!!
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いつも、ありがとうございます!
楽しませていただいています(^^♪
今、図書館の未読本が、2冊あるので、またお暇なときでいいので、オスス...いつも、ありがとうございます!
楽しませていただいています(^^♪
今、図書館の未読本が、2冊あるので、またお暇なときでいいので、オススメ教えてください。2019/06/12
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生きるぼくら 原田マハ著
1.購読動機
好きな作家さんのお一人です。
長めの休暇がとれるため、手にとりました。
馴染みのある作家さんは、安心して読めるためです。
2.世相を表す
離婚、いじめ、引きこもり、認知症、農業米づくり。
物語のなかに登場する一つひとつの事象には、現代の世相が反映されています。
決してつきはなさず、丁寧に描写をする物語に原田マハさんの気遣いや人柄を感じたのは、わたしだけでしょうか?
3.読み途中の感想
ひととひとが触れ合い、生きることの大変さと尊さを学んでいく主人公たち。
彼らを通じて、わたしたちも、少しだけ忘れてしまってるかもしれない何かを見つめなおせるのかもしれません。
4.読み終えて
暗幕のゲルニカ含めて、原田マハさんの旅は、10冊近くです。
生きるぼくら。
これも、最高の読了感でした。
優しい気持ちになることのできる小説。
原田マハさん、ありがとうございました。
#原田マハ さん
#生きるぼくら
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2冊目の原田マハ
坂口文庫
毎回思うけど 坂口さん いい本選ぶなぁ
一気に読んだ
じわっと泣けた
1冊目の原田マハは 題名に惹かれてたまたま手に取ったマグダラ屋のマリアで それはそれで面白かったんだけど かと言って すぐもう一冊読みたいって感じでも無く 数年が過ぎた
今回は読み終わってすぐ この人の他の本も読みたいと思った
このひとって こういうじわっとした再生の話が多いの?奇しくも1冊目 2冊目とも再生の話だったから
なんか 私の中では 再生のマハ と命名されちゃったよ
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いじめが原因で引きこもりになった青年が蓼科で再生していく物語。
冒頭のいじめのシーンは本当に……キツかった。
こんな思いしたら、そりゃ外にも出たくなくなるよ。
そんな彼が母親の荒療治?で、父方の祖母のいる蓼科へ向かいます。
幼い頃の両親の離婚で長い間会っていなかった大好きなおばあちゃんに会いに行くのですが、おばあちゃんは認知症で彼が孫だと分からない状態に。
それでも温かく向かい入れてくれたおばあちゃんと暮らすうちに、彼の心境にも少しずつ変化が現れます。
おばあちゃんを慕う近所の人たちと共に、おばあちゃんの田んぼで米作りをする過程は、すごく心に響いたというか、お米のありがたみを感じることができて、もっと大事に食べようと思えました。
途中からグッとくるシーンが多くなってきて、外では読めないと家で読みました。
終盤はボロボロ泣きながら読んだので、家でよかった……(笑) -
いじめに遭いひきこもりとなった麻生人生。そばにいてくれた母の失踪。ショックの中で思い出した母の言葉、祖母からの年賀状を見て思い出した子供の頃の記憶。祖母のいる蓼科へ行くも、予想と違った現実が待っていたが、彼は留まり米作りに挑む。
何度も試練に襲われ、希望を失いそうになるが、人の温もりに触れ、一歩一歩進んでいく。
みな『生きることをやめない力を持っている』事に気付いた人生の行動に、沢山勇気をもらった。
大切に思う気持ちは伝える事が大事で、信じてくれる人がいる事は何よりの宝だと思う。信じ抜ける人でありたい。
同感です。
原田マハさんの中で一番好きな本です!
同感です。
原田マハさんの中で一番好きな本です!