ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)

  • 42人登録
  • 3.94評価
    • (5)
    • (5)
    • (6)
    • (0)
    • (0)
  • 7レビュー
著者 : 樋口明雄
  • 徳間書店 (2015年9月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198940157

ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 第1作の『天空の犬』が、星野夏実を主人公にした長編だったのに対し、第2作は南アルプス山岳救助隊のメンバー(神崎静奈、関真輝雄等)が、それぞれ交代で主役となる連作短編。
    もちろん、星野夏実も各編でちょい出するが、『NO WAY OUT』では、主役として同僚の警察官の救出劇を演じる。
    表題作の『ハルカの空』は、山小屋でアルバイトする少女が主人公。正義感の強い彼女が、マナー違反をする登山客に憤然としながらも仕事をこなし、遭難救助の手伝いもする。
    彼女は、今後のシリーズにまた登場するような気がするが、果たして・・・

  • シリーズ第2弾。
    今回は山岳救助隊ではなく、山岳救助隊を取り巻く人たちの生き様を綴った短編集。
    山岳救助隊のメンバー達を描いた1作目も良かったが、人それぞれが山に登る理由を描いた今作も違う意味で良かった。
    山小屋でバイトをする女子大生目線で描かれた表題の「ハルカの空」は山で働く人だからこそ、見える問題点に触れていて、自分自身、山に登るので身に染みる部分も…
    次作ではどんな人間模様が描かれるのか、楽しみなシリーズ。

  • 短編集。登山者のマナー、山小屋のスタッフの気持ち。「好き」には変わりないけど、その形は様々。

  • 山梨の南アルプスを舞台にした山岳連作短編集の第二弾。

    前作に続き、本作も警察の山岳救助隊で山岳救助犬のハンドラーを務める星野夏実を中心に描かれる人間ドラマと、まるで眼の前に迫って来るような山の描写が秀逸であった。

    本作には6つの短編が収録されているが、いずれも素晴らしい短編である。中でも、『サードマン』と『ハルカの空』、『NO WAY OUT』が良かった。また、『北岳に来ただけ』の改題作の『ビバーク』は単行本未収録というのも嬉しい。

    『沈黙の山』、『ランナーズハイ』、『サードマン』、『ハルカの空』、『NO WAY OUT』、『ビバーク』を収録。

    是非、山の厳しさと包容力、人間が心の底に秘める様々な感情や想いを味わって欲しい。

  • 単行本未収録「ビバーク」を読みたくて文庫で再読。私も北岳に登って叫んでみたい。
    初読の時と変わらず、色鮮やかな山の姿と人のつながりに温かい気持ちになる。怒りを覚えるところもあるけど。。
    でも6編の短編それぞれ、清々しい気持ちで読み終えました。

  • 期待していた「南アルプス山岳救助隊K-9」の続編。舞台である北岳の描写がとても精緻で、読んでいると山に行きたくなります。
    このシリーズの主人公は夏実とメイですが、本作では主人公がメインの話ではなくサードマン現象を扱った短編が印象的でした。

  • 2015/9/13 喜久屋書店北神戸店にて購入。

全7件中 1 - 7件を表示

樋口明雄の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
下村 敦史
三浦 しをん
東野 圭吾
池井戸 潤
有効な右矢印 無効な右矢印

ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)はこんな本です

ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)の作品紹介

清廉な山中で行われるトレイルランニング。没頭する彼は山に潜む危険をまだ知らなかった――「ランナーズハイ」。登山客の度重なるマナー違反に、山小屋で働く女子大生は愕然とする。しかしそこは命を預かる場でもあった――「ハルカの空」。個性溢れる山岳救助隊員と相棒の“犬たち”が登山客と向き合うとき、そこには人生の悲喜交々がある! 「ビバーク」は単行本未収録作品。――解説・馳星周

ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)のKindle版

ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (徳間文庫)の単行本

ツイートする