波形の声 (徳間文庫)

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著者 : 長岡弘樹
  • 徳間書店 (2017年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198941970

波形の声 (徳間文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 人間の心の奥に燻る悪意をテーマに、技巧トリックを駆使したミステリー短編集。
    トリックに溺れてしまって、人間ドラマ部分が弱いという印象が残る。登場人物に個性が感じられなかった。女性や子供の描き方が単一的で、全員同じイメージになる。それも作者の持ち味と言えばそうなんだけど。

  • 様々なシチュエーションでの謎解き。

    表題作は、なかなかのトリック。

  • 7篇を収録した短編集。この作家さんとの出会いは「教場」すごく淡々と、時には冷たいと感じるような文体が特徴的。大きな事件ではなく、日常の身近な事件を扱うことも多く、この作品の7篇もほぼ「日常もの」。どの作品をとっても、短編なのに、必ずミスリードされ、最後に思わぬ事件の真相が描かれる。それでも、短編によくありがちなバタバタした展開もなく、本当にこの作家さんの凄さを感じる1冊。「傍聞き」など、短編なら、今一押しの作家さん!と思えるぐらい良かった。

  • 長岡弘樹『波形の声』徳間文庫。

    長岡弘樹らしい技巧トリックを駆使した短編集。デビュー作の『陽だまりの偽り』から一貫してスタイルが全く変わらないというのが凄い。トリック重視とも受け取れるほどの硬い文章と描写のギャップに、心して読まないと少し戸惑いを覚える。読み始めてすぐに文章に描かれる光景が目の前に浮かべば勝ちなのだが…

    表題作の『波形の声』と『宿敵』が秀逸。『わけありの街』『ハガニアの霧』も良かった。他に『暗闇のモスキート』『黒白の暦』『準備室』の7編を収録。

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波形の声 (徳間文庫)の作品紹介

谷村梢は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます!」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢にスーパーで、ある教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目……。表題作ほか、日常の謎が“深い”ミステリーに! 魅力の七篇!

波形の声 (徳間文庫)はこんな本です

波形の声 (徳間文庫)のKindle版

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