新まろほし銀次捕物帳 (徳間文庫 と 20-36 徳間時代小説文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 14
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198942366

作品紹介・あらすじ

岡っ引きにして一角流十手術の武器“まろほし”の遣い手銀次。人気シリーズ再開!
両替屋の主と手代が下谷広小路で首を掻き切られて殺された。凶器は匕首とみられた。池之端の岡っ引き銀次には遺体の惨状に見覚えがあった。半年ほど前、浅草田原町で殺された料理茶屋主の死に様と酷似していたのだ。そして、二つの事件の繋がりを探っていた佐久間町の岡っ引きが斬殺された。銀次は下手人を追うが、魔の手が襲い来る。書下し長篇時代剣戟。

感想・レビュー・書評

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  • 新シリーズ第一弾
    殺し屋集団の退治、登場人物は多分変化なし、
    銀次は所帯持ちに

  • L まろほし銀次捕物帳14

    「新」が付いているのだけれどなんでだろう。
    銀次が所帯をもったから?人間関係(周りの名前)が変わったりしてるのかどうか、前のシリーズがイマイチ思い出せなくてわからない…。全て踏襲して数年後設定なんだろうね、たぶん。おきみのキャラってそんな感じだったかしら。向井の旦那は変わりないな。
    銀次シリーズ、とても好きだった気がするのだけれどハードボイルドというのか、淡々と進む。見せ場、山場があるんだけど大した盛り上がりもなく…こんなもんですかね。
    どうにも岡っ引きだけでここまで踏み込んでいいの?みたいな独断場だけど最後は捕物に発展。そして終わりはあっさり。なんだか物足りない気がするのは私だけなのか。

  • 鳥羽亮さんの「まろほし銀次捕物帳シリーズ」が新しくなって新シリーズでスタートしました。2017.7発行です。銀次のおふくろさんで嘉乃屋の女将さんだったおそでは病で亡くなり、銀次と幼馴染で子供の頃はお転婆娘、年頃になると美人で銀次にぞっこんのおきみは、銀次と所帯を持ち、今は嘉乃屋の女将になってます。与三郎、松吉、ご飯を食べにやってくる向井藤三郎も健在です(^-^) 今は、おそでに代わっておきみが火打石と火打金で切り火を打って銀次を送り出しています。

  • 2017年7月徳間時代小説文庫刊。書下ろし。前シリーズの最終作が、2010年11月なのでほぼ7年ぶりに復活。以前のシリーズと世界観は同じで、淡々とした硬派の捕物話。前シリーズと同様のノリ。剣豪の向井も前作同様に味があるが、ここにしか面白みが無いところがイマイチかな。

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著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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