警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (594ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198942762

作品紹介・あらすじ

エリート公安捜査官・小日向純也の目の前で自爆テロ事件が起きた。犯人はスペイン語と思しき言葉を残すものの、意味は不明。ダイイングメッセージだけを頼りに捜査を開始した純也だったが、要人を狙う第二、第三の自爆テロへと発展してしまう。さらには犯人との繋がりに総理大臣である父の名前が浮上して…。1970年、学生運動が生み出した遺恨が、今、日本をかつてない混乱に陥れる!

感想・レビュー・書評

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  • 人によってはご都合主義と感じるかもしれないが、むしろそれがこのテンポの良さを生んでると言えまいか。

  • 学生運動か。
    安田講堂紛争の年に生まれたので、自分の大学にはまだ結構な数のセクトが存在したものの、集まって暴れることが目的化している印象で最盛期の熱量は経験として知りません。
    このテーマにしたお陰か、純也の思考がいつもに増して観念的で理屈っほく、テロリストとの緊張感ある闘いに水を差した印象です。

  • 私が期待し過ぎたのか思った程面白く無かった。もう少しスルスルとよめるかと思ってましたが、読み終える迄結構時間を要した。以前同じシリーズを読みましたが、大変面白く思いましたが、今回は?只この作品の特徴として必ず主人公と親族関係が絡んでる。そして主人公がかっこいい過ぎ。私自身その流れに飽きたのかもしれません

  • おう

  • 07月-15。3.0点。
    公安Jシリーズ。製薬会社で「スジ」と面会した純也。直後、「スジ」が目の前で自爆テロに遭う。。

    学生運動から連なる、長い物語。スピード感あり、読ませた。でもこのご時世に、学生運動からの流れが、唐突感あったかな。

  • 単行本ながら少し長い作品だが、いっき読みできる作品だ。そして、カタールでのテロの真相がはっきりする。そして毎回の裏切りのパターンでは、今回はある程度予想が着いた。そしてまさかのサンティアゴまで純也が犯人を追っていくとは。マアーでもそうしないとテロが継続するので仕方ないが。

  • PTSDの3人…純也・猿丸・恵子…PTSDは、この先、物語の大きなポイントになってくるのかな…そして毎回思うけど、最終的にはダニエルが敵になるんじゃないの?って気がしてならない。あと猿丸に見せ場は来るのか。

  • エリート公安捜査官・小日向純也の目の前で自爆テロ事件が起きた。犯人はスペイン語と思しき言葉を残すものの、意味は不明。ダイイングメッセージだけを頼りに捜査を開始した純也だったが、要人を狙う第二、第三の自爆テロへと発展してしまう。さらには犯人との繋がりに総理大臣である父の名前が浮上して…。1970年代当時の学生運動による遺恨が、今、日本をかつてない混乱に陥れる!

  • 前3作に比べると少々冗長的。J分室のリスタート第1弾としてはやや物足りない。犬塚の穴が埋まっていない感じ。

  • 一気に読みました

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著者プロフィール

鈴峯紅也
一九六四年千葉県生まれ。ライター歴二〇年ののち、二〇一五年十二月に『警視庁公安J』で警察小説の作家としてデビューし、たちまち人気を博す。主なシリーズとして「警視庁公安J」シリーズ、「警視庁組対特捜K」シリーズ、「警視庁監察官Q」シリーズ、「警視庁浅草東署Strio」シリーズがある。近著は『警視庁公安J クリスタル・カノン』。

「2022年 『パーティーゲーム 警視庁組対特捜K』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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