泥棒猫によろしく (キャラ文庫 た 2-1)

著者 : たけうちりうと

• 徳間書店 (2005年1月27日発売)

感想・レビュー・書評

[ettaさんの感想 · 2009年5月11日]

お見事、としか言いようがありません…。何を読んで育ったんだろうこの人は。文章がうますぎです。会話の応酬が小気味よい。この方は感情を描きたいのだろうな。私たちが、なんとなく感じてはいても文章に表せないような気持ちを鮮やかに描いてくれます。「群青の波に隙間に赤く暗く、波は夕陽を吸ってまがまがしいほどの美しさだった」こんな文章書く人、好きにならざるをえない。どんなもんかと思ったらこの＞http://www.bk1.jp/review/0000406645著者書評を読むべし。素晴らしいです。