眠らぬ夜のギムレット (キャラ文庫)

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  • 4レビュー
著者 : 遠野春日
制作 : 沖 麻実也 
  • 徳間書店 (2005年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199003615

眠らぬ夜のギムレット (キャラ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 攻め・建築家:五辻紘征
    受け・御曹司で建築会社営業マン:篠崎槙弥


    建設会社の営業、篠崎槙弥は祖父が旧財閥系の御曹司で自分の実力にも関わらず周りから親の七光りの出世と思われている事が面白くない。有名建築家・五辻への依頼を祖父の力を借りて欲しいという上司にまずは自分でアプローチしたいと告げ、五辻に近づく為に彼の懇意にしているバーに足を運ぶ。
    バーのマスター・瞬を通して五辻と会った槙弥は五辻の「君が俺のものになれ」と言われて…。


    ドラマCDを聞いた後で原作を読んだせいか、話の流れは分かりやすかった。
    CDでは分かりにくい心理描写が原作ならではで書かれていた。
    ただ。
    私的には、ちょっと以前に読んだ『エゴイストの純愛』と被った部分があり、少し興味が削がれました。
    攻めが受けを欲しくて仕事と引き換えに受けに持ちかけるのも、受けが最初は嫌だと思っているのに、行為を重ねるたびに良くなってきて、しかも淫乱になりそうになって、で、攻めに対する気持ちも好きになっちゃうのが、ほとんど一緒でした。

    8年も前に出会った槙弥の事を思い続けていた紘征ってどれだけ純情なの、と思ったり。


    書き下ろしは、その後付き合い出してひと月くらい経った時の話。
    毎日でも会いたい気持ちの槙弥は紘征の仕事が忙しくて会えないのが不満。そこへ同じ会社の建設部の実力も顔もいい姫野所長が仕事で頻繁に会っている事に焼きもちを妬いてしまい…。
    槙弥は“私と仕事とどっちが大事なの?”という女の子のようでした(笑)

    このあとの作品『ブルームーンで眠らせて』ではバー・BLUEのマスター瞬とこの姫野のスピンオフが書かれるらしい。


    Hシーンは普通。

  • 80511

  • 08/4/23
    読後、カクテルとタバコが欲しくなりました(笑)
    言葉足らずな攻と御曹司で可愛い受のお話です。
    遠野さんの本は初めてなのですが王道な話なので安心して読めました。
    バーテンのほうの話が気になるので次巻が楽しみ。
    バーに行ったらギムレット、パラダイス、グラスホッパーを順に頼んでみようと思います。

  • ●あらすじ●</br></br>
    建設会社の営業マン・槙弥(まきや)に下された社命──それは、NY帰りの天才建築家・五辻紘征(いつつじこうせい)への巨大複合ビルの設計依頼。大財閥の御曹司である槙弥にとって、実力を示すチャンス。己のプライドに懸けても、失敗できない。ところが五辻は「俺が欲しいなら体を差し出せ」と要求してきた!! 屈辱に震えながら、夜ごと五辻に抱かれる槙弥だが……!? セクシャル・ワーキングLOVE!!</br>
    </br>
    ●感想</br>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=ur2&amp;camp=247&amp;tag=makishome09-22&amp;creative=1211&amp;path=external-search%3Fsearch-type=ss%26keyword=%25E9%2581%25A0%25E9%2587%258E%25E3%2580%2580%25E6%2598%25A5%25E6%2597%25A5%26index=blended">遠野 春日</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />先生の新作、購入を迷ったのですが・・・・・・・<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=ur2&amp;camp=247&amp;tag=makishome09-22&amp;creative=1211&amp;path=external-search%3Fsearch-type=ss%26keyword=%25E6%25B2%2596%25E3%2580%2580%25E9%25BA%25BB%25E5%25AE%259F%25E4%25B9%259F%26index=blended">沖 麻実也</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />先生のイラストに惹かれて買っちゃいました。でもねぇ、挿絵少なくないっすかぁ〜---ちょっとガッカリ。</br></br>

    ☆眠らぬ夜のギムレット(小説Chara掲載作品)</br></br>

    どこかで読んだ気が・・・・・・と思ったら、雑誌掲載時に読んでました。
    <blockquote>
    「俺に設計させたいのなら、きみが俺のものになれ。それが俺のただひとつ提示する条件だ」</br>
    「え・・・・・・?」</br>
    槙弥には、紘征の言っている言葉の意味が今ひとつ把握できず、間の抜けた応答をしてしまった。</br>
    「あの、どういう意味でしょう?」</br>
    時間稼ぎでも、空惚けるわけでもなく、本気で訝しくて、首を傾げる。
    そんな槙弥を、紘征はふんと嘲るように鼻で笑った。</br>
    「わからないのか。それとも、わからない振りをしているだけなのか。どっちにしろ、もっとはっきり、気取らない言葉で言い直してくれというならそうしよう。いいか、篠崎槙弥、俺が欲しいなら、俺にお前を抱かせろ。俺はさっきそう言ったんだ」</br>
    「そ、そんなこと・・・・・・!」</br>
    あり得ない。槙弥は驚きと憤りに、息を詰まらせる。</br>
    「なんだ。まだやったことなかったのか、そういう接待は?それだけ綺麗な顔をしているからには、常套手段にしているかと思っていたが」
    </blockquote>
    槙弥のやり方が他力本願というか、まず本人に接触しないで人を利用するってどうなのよと。営業として汚いぞ。「BLUE」に五辻が出入りしているのを知ってて通うなら、まず本人と話をするのが筋だろうと。</br>
    瞬はその辺のこと全て把握してたんだろうなぁ〜、親友の五辻の長年の思い人である槙弥が、五辻に仕事を引き受けさせるために自分を利用しようとしてると。知ってて槙弥を軽蔑もせず、かといって五辻のキューピットになろうともせず、逆に掻き回そうと槙弥にキスをさせる。こういったヒネクレ具合が好きですねぇ〜。もっと話に絡んで欲しかったなぁ、残念。</br>
    五辻もずっと槙弥を忘れられず思っていたなら、瞬とキスをしたと聞いただけでここまで悪役にならなくてもいいのに。確かに槙弥のやり方は許せないものだけどね。ずっと好きでいた相手に身体で取り引きを望むだろうか・・・・・・。</br>
    槙弥が今ひとつパッとしないのと、瞬の登場の中途半端さ、五辻の行動の突発さ・・・・・・など、何となく全体的に中途半端さと相変わらず詰めの甘さを感じてしまうんですよね。なんでだろ!?</br></br>

    ☆眠れぬ夜は抱きしめて(書き下ろし)</br></br>

    「眠れぬ夜のギムレット」では何となくボヤボヤ〜っとしていた槙弥ですが、こちらの話の方が好きですね。意地っ張りでグルグル一人で空回りいて、勝手にキレるは八つ当たりするはでこういったタイプの方が読んでて楽しいです。それに末っ子気質で知らぬまに周りにかまわれ世話を焼かれるタイプなんでしょうね、槙弥は。五辻もそれが分かってるから不安なんでしょうね。うちの妹も我が家の末娘もそうなんですが、末っ子ってのは生まれながらにして甘え上手なんですよねぇ。そういうDNAってあるものなのか、といつも不思議の思いますもの。長女気質の私には理解不可能なのです、だって私は甘え下手。あぁ、また脱線気味---。
    <blockquote>
    「何も気にするようなことじゃないよ、槙弥」</br>
    イエスの代わりに青木は槙弥を宥める口調で言った。</br>
    口の中がじわりと苦くなっていく気がする。槙弥は心を落ち着かせようとして、冷たい酒で唇を湿らせた。
    「知らなかったな。いつ、って聞いてもいい?」</br>
    「気にしているなら聞くのはよした方がいいんじゃないか」</br>
    「でも、それでとますます気になる」</br>
    「そう?槙弥、もしかしてあいつが信用できなくなってる?」</br>
    「・・・・・・今は少しだけ」</br>
    槙弥は精一杯正直な気持ちになって告白した。</br>
    「そりゃ困ったな」</br>
    うっかり失言した俺のせいだ、と悔やむ顔つきになった青木に、槙弥は慌てて首を振る。別に青木が悪いとは思わない。</br>
    槙弥はむしろ、五辻が自分に一言も告げなかったことにショックを受けていた。なぜかというと、槙弥が何度「一緒に行こう」と誘っても渋い顔をするばかりでいっこうに乗り気になってくれなかった五辻が、あろうことか姫野を連れてここに来ていたとわかったからだ。
    </blockquote>
    五辻は今回お忙しそうで、あまり出番無し---。槙弥がみんなに囲まれてるのを見て不機嫌になるところが可愛い。来るな!と言えば槙弥が誤解しそうだけど、ホントは来て欲しくないんだろなぁ。事務所のアイドル化してそうですもの、槙弥。それでも所々、五辻の槙弥に対する不安(どう接していいかわかりかねてる)みたいなものが垣間見えて、クールなようでいて実はメロメロで結構振り回されているのかなと。</br>
    今回新しいキャラとして槙弥の直接ではないが上司となる姫野が新登場。この方がまた曲者でして・・・・・・面白い。私も絶対この方は五辻に気があって、二人を掻き回してくれるものと信じていましたが、話は意外な方向に。そうか〜---、瞬(青木)×姫野ですか。曲者カップル好きです。</br>
    勿論、続編の主役はこちらのお二人ですよねぇ。素朴な疑問なんですが、五辻×瞬の過去は瞬はネコなんですよね、きっと。ちょっとリバは想像できませぬ。姫野×瞬だと姫野がネコっぽいんですけど・・・・・・。結果は11月発売の小説Charaに続編が掲載されるのを楽しみに待ちましょう。

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