遊びじゃないんだ! (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199003943

感想・レビュー・書評

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  • 見た目は王子のようだけど、あまり知らない相手にお金を貸してしまうほど世間知らずな裕也。最初は「大丈夫か?」と不安になったけど、自分が信じることを決めている裕也は結構強いかも。と思い直した。
    自分ができることをぐるぐると考えているところはヤキモキするけれど、「大切にされて当然」なんて思っているよりずっといい。自分の出来ることを理解して、落ち着いて行動できるようになった裕也も見てみたい。

  • 社長×学生さん。

  •  これ、くっついた後の話が一つ入ってるんですが、実は、個人的にはそっちの方が感情移入しやすかったりしてます。
     周りが大人ばかりの環境で、正直、甘やかされるのに慣れてなかった裕也の立場ってつらいと思うんだよね。
     追いつきたい!! とあがくし。
     自分ばっかりしてもらって……って思っちゃうんだろうなー、って思う。
     そういうところがすごく、素直で裕也のいいところだと思うけど……難しいよねー。

     そういう意味では読んでて心地いい話でした。
     羽ばたいて行った後の裕也の話もあれば、読んでみたいと思います。

  • この本もイラストに惹かれて購入。
    鳴海さんの線の細いイラストがすごく好きです★
    そんなかんだで読み始めたのですが、主人公の裕也くんの
    あまりのぽけぽけっぷりにちょっぴりイラっとしたりもしましたが…
    そんな裕也を包み込もうとする中山さんに惚れました。
    大人、うん…大人のくせになんか余裕があるようにみせかけて
    そんな余裕がない彼が好きです。
    始めはなんかこうイライラしてた裕也くんでしたが
    読み続けていくと一生懸命で健気な子だなーと思い始めて
    少しずつ行動力のある中山さんとか草薙さんとか
    大人気ない大人に囲まれてちょっとずつ成長していくというか
    中山への想いを自覚したあとの展開があたし的にはすごく好き。
    裕也は中山さんのことが好きなのに、
    中山さんはうっかりと裕也は斎藤が好きなのだと勘違い。
    大人だから行動力があるので、ある意味空回り。
    はっきりと「オレがすきなのは中山さんです」と告白した
    裕也はかっこよかったと思います♪
    ギャップというものに惹かれやすいあたし的にはいろいろ美味しい展開♪
    借金したまま雲隠れしてしまった斎藤君も悪い子じゃなかったしなー。

    これも二人が恋人になる過程を描いたのと、その後を書かれた二本立て。
    草薙がすごくいいキャラしてました。
    読み始めた頃は、マトモに表紙のイラストみてなかったので
    中山とひっつくのか、草薙とひっつくのかどっちなの!?
    とか思いながら読んでたのは秘密。
    どっちの展開に転がっても個人的には美味しいと思ってた(笑)
    二人の距離感とかの描かれ方がすごくよかったです。
    まさかいろんな経験を経て裕也が芸能方面に進む結末に
    至るとは意外と予想外だったというか…
    悪くはないけど、あんまり好きな展開ではなかったかなー。
    でも、ストーリもキャラ展開もよかったので
    楽しく読ませていただきました!!

  • 王子キャラな裕也君!なぜか私には前半は読んでて王子キャラって言うかんじがしませんでした。

  • ぽやんとしてる王子様があだなの受けと男前オレ様の仕事のできる攻め。

  • 借金返すために絵画モデルをする20歳のお話。綺麗なオニーサン大好きですw

  • ●あらすじ●

    繊細な美貌と浮世離れした天然さで、ついたあだ名が”王子様”。そんな大学生・裕也(ゆうや)が友人に借金を踏み倒された!? 呆然とする裕也の前に現れたのは、広告代理店の青年社長・中山(なかやま)。しかも裕也を気に入って、借金の肩代わりを申し出てきた!! 不審に思いつつも、中山の紹介でバイトをしながら借金を返し始めた裕也。ところがある夜、「借金を帳消しにするから抱かせろ」と押し倒されて!?
    </br><a href="http://blsenka.seesaa.net/article/18543908.html" >感想を読む</A>

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著者プロフィール

1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。BLやファンタジー、ホラー、あやかしものなどの様々なジャンルで活躍中。

「2017年 『ばんぱいやのパフェ屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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