- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199004698
感想・レビュー・書評
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軍人と両性具有でちょっと期待値上げ過ぎた。
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すごーく好みのお話でした。両性具有でいいじゃないか!って感じです。男らしいアラブの王子様攻めに終始ドキドキしました。なんだか、BLだからか無理やり後ろに入れるのにこだわっていたような(それを書かなきゃダメなのかもしれませんが)もう、どっちでもいいよーっと思ってしまった…円陣先生のイラストがピッタリで2人がイメージできていいお話度がアップした気がします。
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アラブ、花嫁、ときてスルーしていた作品。でも、続編出ていたので購入しました。
読んでみたら意外にも軍人萌え。いろいろ萌えが詰め込んであって、何かしら萌えツボに引っ掛かるようにできていますね。思いがけず楽しかったです。
花嫁は元軍人。表紙のは礼装だったので今ひとつピンと来なかったけど口絵を見てドキッとしてしまいました。円陣闇丸センセはこういうの描かせると上手いです。
様々な苦境に立たされても、気丈にずっと独りで耐えてきた孤高のクールビューティ秋成。そんな彼に第一王子のイズディハールが心惹かれ、また秋成も生まれて初めての恋に落ちます。
男同士で惹かれあったのには、秋成のある秘密が多大に影響していた…ということが暗に言いたかったんでしょうか。
…両性具有は地雷というわけじゃないんですが、ちょっと萎えます…しかも、その中でも萌えが最強な作品は「アレキサンドライト」だと思ってきていたので、なかなかグッとくる作品が出てこなかったんですよね…
でも、この話は両性具有ものとして見ると「アレキサンドライト」に匹敵するくらい良作でした。あちらはかなりSMちっくで痛いけど、こちらは攻が愛と包容力にあふれていてステキです。
双子というのもいいです。愛に満ちているイズディハールにできない俺様なドS攻は、ハミードが楽しませてくれて、一粒で二度おいしかったです。
ただ、アラブと花嫁となるとどうしてもありきたりな印象が否めず、ストーリー展開に新鮮味がもう少しほしかったです。とか言いながら、アラブの世界にどっぷり浸りきってしまったんですけどね~
続編も楽しみ。 -
アラブの双子の王子、美貌の軍人、計略、謀略、アンドロギニュス、ピアッシング。
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受けの身体がボーイズラブとしてそれはどうなの…っていう設定なので、それを知るまでは楽しかったんですが、その設定を知ってから、ずっと違和感が付き纏ってつまらなくなりました。
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駆け落ちしていた両親が死んだ後に日本から母親の祖国の名門貴族に引き取られた物の愛情薄く育ち自分の身体の秘密ゆえの寂しさを感じさせる秋成。
近衛隊長として外相の護衛の任務でシャティーラへ赴き、皇太子のイズディハールと出逢う。
先にCDを聴いていたので内容は把握していたものの、秋成を半陰陽(両性具有)者に設定する理由がイマイチ不可解だったのですが、結局そういう人に言えない悩みを持つことでのどうしようもない焦燥感や諦念という人間性を秋成に出させたかったのかな、と。
それと一国の皇太子の花嫁にさせる訳だから本当の男だった場合、国的、宗教的に折り合いが付かないからなのかな、と思いました。ただ、そういった設定の時点で純粋なBLとしてはどうなのよ?な気持ちにはなりましたが。
結局花嫁になっちゃうのですけど、パスポートとか、戸籍みたいなのはどうなったのでしょうね?男として届けてあるのですよね?なのに結婚出来るのですか?(してるけど)イスラムですよね?訳分かんない。納得出来る説明を誰か私にしてください;
外交の話し等はよく書きこんであったと思います。
Hシーンも良かったです。その身体の特徴から前からも後ろからもしちゃうのが、普通のBLっぽくなかったです。 -
円陣先生の絵は、どんだけうつくしければ気が済むのですか!!(笑)