- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199005091
感想・レビュー・書評
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こ、これは難しいなぁ。
ストーリーの初めは何が起っているのかわからなくて読んでて怖くて怖くて……。
ストーリーの全体が見え初めて来たときに初めて『うわぁ!これはすごい本だ』って感心してしまった。
私は好きだけれど万人にはお勧めできない感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やばいorz
こりゃツボだわorz
好き嫌いかなり激しい作品みたいだよね
でも個人的にはすごく好き
イラストも最高><
星が四つなのはラストがちょっと…あと詳しく話そう
この話を全体的に一言で言うと
攻めは壊れている
最後受けも壊れた
とにかく書き方が秀逸
秀先生の作品の中からみると書き方が一番近いのは「個人教授」かな
正直言うと、「A」がそんなに必要とされていることはある種の幸せだと思う
そして終盤受けが逃げたあと、攻めの日記の「私のAは、もうここにいない」を読んだら
心がジンと痛くなった
この部分は本の中一番好きかも
だから受けが帰ってくるのをみてすごくうれしい
ただ、
攻めは確かに可哀相な人だけど、でも彼が経歴したすべては彼をそこまで歪めたようなことでもないと思う
この点についてはちょっとな
あとは最後のところ
どうも理解できない
攻めのことを許しても、たとえ好きになったとしても
自分が監禁されることを望むのはなんなの?
これから永遠に牢屋の中で攻め以外誰にも会わず、ただデザインだけを書く人生を送りたいってこと?
(美学からみると素敵な結末だけど)
ただ一ヶ月だけなのに
家族のこととか全部綺麗さっぱり消えちゃうの?
また、受けは同僚に自分が攻めに監禁されたって言ったことあるだろう。
あのときは信じてもらえなかったけど
これで受けが行方不明になると一番疑われるのは攻めに違いない==
微妙だな
本当にツッコミたいところたくさん
でも全体的にはやっぱ好き
書き方とか
攻めのしゃべりかたとか
必要とするや必要とされるとか
途中受けの限界を試すために、攻めが他人を連れて受けとエッチさせるとこも好き
なんか絶望的な感じって最高><秀先生の黒い話いいな♪(この人病んでる -
監禁、陵辱もの。陵辱は優しめ。後半の途中までは楽しめましたが、主人公の心変わりの心境について行けず…最後はちょっと残念。
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攻めの感情が見え隠れしながら変化する様子に奪われました。
そして、二人の感情のゆれ具合に目が離せません。 -
肉体よりも精神を極限まで追い詰める監禁もの。
監禁ものは薄っぺらくなりがちですが、そうではない。
好き嫌いは別れそうです。
しかし、憎しみが愛しさに変わっていく様がとてもクレイジーで素敵だった。
この作品の世界観にどっぷり嵌ってしまった。
個人的に、監禁からの精神崩壊は大好きな分野なので、BL作品の中でも
1,2を争う作品。
同じ嗜好の人は是非手にとって頂きたい。 -
【あらすじより】
『9月1日、俺は目覚めると、檻の中に囚われていた―』ある日突然、勤務先の青年社長・石田に監禁されてしまった、デザイナーの英司。「今日から君をAと呼ぶ。これは三十日間の実験なんだ」石田は1冊のノートと鉛筆を渡し、日記を書けと命じてきた。名前と自由を剥奪され、身体も精神も支配される―官能と狂気に晒されて、人はどこまで理性を保てるのか、衝撃の問題作。
【感想】
読み始めは期待できたんだけど読んでいる途中から二人(特に受け)の心情がどうしてそうなるんだろうと色々理解できなくてラストまでいってしまうのかと思ったら、案外ラストは何故だかわからないけどよかったというか落ち着いた。ので★は2で -
新しい書き口で最後まで飽きることなく楽しめましたー! 秀先生の本を読んだのは他人同士以来ですが、やはり面白いです!!憎しみが愛情にじっくりとかわっていく描写が素晴らしいです。
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未入手
期待度★★★★☆(あらすじを読んで)
以下あらすじより
『9月1日、俺は目覚めると、檻の中に囚われていた―』ある日突然、勤務先の青年社長・石田に監禁されてしまった、デザイナーの英司。「今日から君をAと呼ぶ。これは三十日間の実験なんだ」石田は1冊のノートと鉛筆を渡し、日記を書けと命じてきた。名前と自由を剥奪され、身体も精神も支配される―官能と狂気に晒されて、人はどこまで理性を保てるのか、衝撃の問題作