共同戦線は甘くない! (キャラ文庫) (キャラ文庫 は 2-1)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199005268

感想・レビュー・書評

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  •  浅羽佑は、稼業でやっているパティスリーを継ぎ、まあまあの営業成績をやってきた。
     そんな浅羽がやっているパティスリーは有名になったものの、デパート等の出店は一切せず、コラボ商品もまったく出さないことで有名だった。
     けれど今回、かなりいい条件でコラボ商品を出させてほしい、とパンを作っている会社から依頼が来、その条件ならば……とコラボ商品を作ることを了承することになった。
     その打ち合わせのために出向いた会社で出会ったのは、大学時代に苦い思いを抱かされた相手・柘植匡だった。
     どちらも同じ名前だったのにも関わらず、顔も成績も恋愛も負けっぱなしだった浅羽は、柘植に一方的なライバル心を抱いていた。
     そんな男との再会に、負けず嫌いな浅羽の胸に再び火が付くけれど、東京滞在中に用意してもらっていたはずの部屋が用意されておらず、手違いで柘植と同居することに。
     一足先に部屋にたどり着いた浅羽は、その部屋の惨状を見て唖然。
     意外と天然で男気もあるのに、家事は壊滅的にダメであるとライバルの弱点を知るけれど、浅羽はこんな部屋ではおちおち寝られない! と掃除をし始めてしまって……

     という話でした。
     かつてのライバルに再会したはいいけれど、同居しているうちに勝手に目を吊り上げていた相手のいい面が見えてきて、次第に恋に落ちていくというよくあるライバルから恋に落ちちゃったモノ。
     よくもないけど悪くもなく。
     ライバル者が好きな人にはオススメできる内容になっているかな、とは思っています。

  • 失敗を乗り越えていくのが面白かったです。

  • ★3.0。萌えたというより、笑えた作品。冷凍庫のマンモスだの浅羽シートだの柘植のキャンドルだの面白すぎる(笑)二人の掛け合いも軽妙で良かった。仕事では年相応に男盛りで脂の乗ったカッコイイ二人なのに、恋愛モードだとまるで高校生のようなぎこちなさでむず痒いのなんの!ただノンケ同士なのに進展がえらく性急で、二人の気持ちがよくわからない部分があり、萌えがついて行かなかったのが残念。

  • ライバル萌え。恋愛らしいレンアイではないです。ホント普通に男二人の関係の物語。まったくもってBLっぽくないし鳩村さんらしさも(会話のテンポの良さ等はありますが)微妙なのでマニア好みでしょうか。個人的にはツボでした。

  • やや先生が好きで購入。まあまあ

  • 萌えすぎて読むのを何度か中断致した。地に足のついたBLイイナー

  • とりあえず、薫と仙達が気になる

  • ふつーの中間管理職の恋愛。
    あまりにも、両方がオトコマエすぎて、恋愛が恋愛になってないっていうか
    なんか……甘さが足りない……。
    作者的にも、そーいうのを狙ってたらしいので、そういう意味では、成功してるんだけど…。

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