- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199005329
感想・レビュー・書評
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▼あらすじ
「わたしの元に戻る時は、スラムの垢は落としてこい」
──たった一年だった自由を捨て、再びイアソンのペットになることになったリキ。けれど唯一の心残りは、親友ガイとの見えない溝。リキの首筋に残るキスマークに嫉妬するガイが、微妙によそよそしいのだ。エオスに帰る期限が迫る中、リキはある晩突然、キリエの行方を捜す治安警察に強制連行!! 厳しい尋問と暴行を受けてしまい!?
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レビューは最終巻にまとめて記載↓
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3巻は2巻の流れを汲み、リキがスラムへと逃げられたのは束の間の休息であったことを知り、再びイアソンの策略の元、今度は自分からイアソンの元へと帰る(堕ちていく)までの回。
攻めであるイアソンが全く出てきません。エロス皆無の回。
ただ、エロスがなくても執着攻めであることはひしひしと伝わる技巧。
罠だと知りながら、それでも譲れないもののために自分から堕ちてゆかなければならない。切り捨てなければならない。
葛藤ってね、大事だと思うんですよ。丸々1巻使ってね、その葛藤と攻めの逃れられない罠を描く本なんて初めて見ました。
決してイアソンはリキ触れあわないのにそれでもリキに執着し、逃がそうとしない攻めの姿が見える、そんな話。 -
イアソン出て来ません〜その代わりガイとリキの関係が深く書かれています。穏やかながら温かくリキを見守るガイ。彼がすぐ後ろにいるから、リキはリキらしくいられるのかもしれません。でもリキはイアソンに出会ってしまった…切ないですね〜
これ三角関係の王道ですね!どのキャラも魅力に溢れています。 -
イアソン様が出ていない件。
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お互いがお互いを大切に想いあっているのに、繋がることができないガイとリキが切ない。